最低賃金が過去最高の18円増｜地域差｜あなたの都道府県は？【2015-2016】

〝最低賃金〟って言葉を聞いたことがありますか？

〝最低賃金法〟という法律で、労働者の最低限の給料が保証されているんです。
けど、雇っている側がこの最低賃金を知らなかったり、知っていてもあえてそれより少ない金額でパートさんやアルバイトを雇っていることが結構あるんですよ。

あなたのお給料は大丈夫ですか？ あなたの時給は最低賃金を上回っていますか？
最低賃金は毎年10月に改定されますので、今年、2015年はどうなるのか見ていきましょう。

●最新の最低賃金はコチラをご覧ください。
＞＞2018年～2019年の最低賃金
＞＞2017年～2018年の最低賃金
＞＞2016年～2017年の最低賃金

最低賃金が過去最高の全国平均18円増の時給798円に！

厚生労働省によると今月24日までに全ての都道府県で、今後1年間の最低賃金が決まりました。

内容的には 全国平均で前年より18円UPの時給798円 です。

全国平均18円の引き上げは、最低賃金が時給で示されるようになった平成14年以降の最高の上げ幅です。

ちなみに、月給の人は、給料を働いた時間で割ってください。
割増賃金やボーナス、通勤手当や家族手当、皆勤手当なんかは関係ないですよ。
日給の人は、1日の労働時間で割るのですが、日によって労働時間が違うのに給与が同じ場合は、1週間の1日平均労働時間を出して割り算してください。

そういえば私が初めてアルバイトをしだした四半世紀頃前は時給550円とかが当たり前でした。
街中まで繰り出せば、もうちょっと良かったのですが、中には500円くらいのとこもありましたね。

そう考えるとその頃から300円くらいは上がっているので、 1年当たり12円くらいずつ増えてきている計算 になります。
物価的には、その頃と比べてもそれ程上がっていない気がするのに、給与の最低限的には60%アップです。
いかに、昔のパート、アルバイトの待遇が酷かったのかってことが分かりますね。

最低賃金の地域差ってこんなにあるの？

最低賃金が最も高いのは、まぁ皆さん察しは付くかと思いますが東京です。
その金額は、前年より19円上がって907円！
907円(*゜Д゜)　びっくりです。さすが東京。
まぁ、暮らしていくのにお金もたくさんかかるのでしょうが・・・

2番手は神奈川が18円アップで905円！
東京とほぼ同じですね。

一方、大阪は上げ幅としては愛知と並んで最高の20円ですが、時給自体は858円と東京、神奈川に比べるとかなり低めです。
ちなみに愛知は820円。

そして全国で最も最低賃金が低い地域は、いずれも16円アップの693円で鳥取、高知、宮崎、沖縄の4県です。
東京との差はなんと214円です。

ちなみにそれより1円だけ高い694円の県は佐賀、長崎、熊本、大分、鹿児島の5県です。
なんだか、西高東低ですね。

●最低賃金についてもっと詳しくしりたい方はコチラ
＞＞最低賃金は誰が対象？計算方法は？手当は含まれる？産業別最低賃金とは

気になるあなたの都道府県の最低賃金は？【2015-2016】

それでは、全都道府県の平成27年度の地域別最低賃金と去年からの引上げ額、それといつから適用されるかを一覧にしておきますので、あなたの地域ではいったいいくらになるのかチェックしておいてください(･з･)ノ

ちなみに、新しい最低賃金は毎年10月から改定されるのですが、都道府県によって日が違います。

まとめ

コメント

• 最低時給って、全国的にバラツキがあるんですね。同じ関東でも利根川を挟んだ千葉と茨城（茨木ではない）でもこんなに差があるだなんて…

  by 匿名　2015-09-23

• ＞匿名さん

  県境辺りでは、理不尽な感じがする地域も多いでしょうね・・

  by sanmon　2015-09-24

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。