個人番号カード発行されない|マイナンバー確認方法|住基カードどうなる?

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今年の頭から本格運用の始まったマイナンバー制度ですが、マイナンバーカードの発行でいきなりドン詰まり状態ですね。
┐(´∀`)┌
今後、どうなって行くのでしょうか?

それでは、今回のグダグダ具合の他、マイナンバーが分からなくなったときの対処方法、それに住基カードの扱いはどうなるのかについて書いていきます。

目次

個人番号カードが発行されない!?

〝個人番号カード〟とは、写真付きの免許証みたいな感じの通称〝マイナンバーカード〟と言われているやつのことです。
昨年末に送られてきた個人番号や氏名、住所、生年月日、性別が記載されているペラペラの紙製の〝通知カード〟のことではありません。
※ 通知カードと個人番号カードの違いについてはコチラをご覧ください。
マイナンバー通知カードと個人番号カード|必要か?受け取らない?

マイナンバー法案が可決されて7ヶ月以上、本格スタートして3ヶ月以上が経過した現在、希望者に発行されるマイナンバーカード(個人番号カード)の交付状況がグダグダな状態です。

現況、1019万人がマイナンバーカードの交付申請をしているようです。
これは、マイナンバーが付与された人数の1割を割り込む人数です。
その少ない交付申請状況にもかかわらず、まだその2割強の227万枚しか発行されていません(*゜Д゜)

理由は、マイナンバーカード交付時にデータ処理を行う地方公共団体情報システム機構ってところのサーバー障害が1日に1回ものペースで発生しているらしいですが、原因は不明とのことです。
こういうトラブルに迅速に対応できるような仕組みを作ったうえで制度を始めるべきなんですけどねぇ。
国や自治体がやることって、こんな感じのグダグダってホント多いですね。

とにかく、交付請求しているのにいつまでたっても何もこんなぁって人も、こんな状況なんで、「まぁ、いずれ来るやろ(-。-)y-゚゚゚」くらいに思っているのが良いでしょう。

マイナンバーが分からないときの確認方法

マイナンバーカードが発行された人はいいですが、まだ発行されていない人、そもそもマイナンバーカードなんて作る気のない人、作るかどうか様子を見ているって人は昨年に送られてきた紙製の〝通知カード〟で自分のマイナンバーを確認することが出来ます。

けど、通知カードはペラッペラの紙なので、結構、「無くしちゃった(ノω・)テヘ。」って人もいるんですよね。
じゃ、マイナンバーカードを発行してなくて、通知カードを無くしてしまった人は、自分のマイナンバーをどうやって確認すれば良いのでしょか?
どこかに電話したら教えてくれるのでしょうか?

いえ、自分の個人番号(マイナンバー)は住民票で確認できるんです。
つまり住民票の写しを取ればいいんですね。

ただ、住民票の写しは〝本籍・筆頭者〟〝世帯主・続柄〟そして〝個人番号(マイナンバー〟を記載したものを発行するかどうか選ぶ形になっていますので、必ずマイナンバーが記載されたものを交付するように選択しなければなりません。
まぁ、チェックを入れるだけの簡単なことですけどね。

ただ、まだ運用が始まったばかりで、役所の人間も下手を打ちたくないってことなのか、マイナンバーが記載された住民票の写しの交付請求をした場合「何に使うのか?」と必要以上に問われ、すんなり発行してくれないことがあるようです。

住基カードどうなる?

〝住民基本台帳カード〟、いわゆる〝住基カード〟は、市町村または特別区が発行する、個人の住所・氏名・生年月日・性別・住民票コード等が記録されたICカードで、写真付きのものは身分証明書としても利用できます。

住基カードは今から13年前の2003年(平成15年)に開始され、累計交付枚数はたったの約833万枚、そしてマイナンバー制度の開始に伴い終演を迎えようとしています。
昨年の2015年(平成27年)12月で新たな住基カードの発行は終了しましたが、住基カードの有効期限は10年もあるので、お持ちの住基カードの有効期限内は使用可能です。
つまり、昨年12月に住基カードを発行した人は、2025年(平成37年)12月までは使用可能ということですね。

ただ、それまでにマイナンバーカードを取得すれば、住基カードの方は無効になり、カード自体はマイナンバーカードの交付時に返却することになります。

住基カードのシステム構築には400億円、そしてシステム維持には毎年150億円がかかったそうです。
マイナンバーでもシステム維持に毎年200億円ほどが必要なようですが、ちゃんと実りある制度になるのでしょうか・・・・

マイナンバー制度についてはコチラ
マイナンバー制度とは?いつから始まる?使い道は?

マイナンバーの裁判についてはコチラ
マイナンバーは違憲と一斉提訴!差止請求って?国相手に勝てるの?

マイナンバーと副業バレの関係についてはコチラ
マイナンバーで副業バレはホント?どうやって把握?クロヨンやトーゴーサンピンって何?

まとめ

  • 〝個人番号カード〟とは、写真付きの通称〝マイナンバーカード〟と言われるカード
  • 現況、1割未満の1019万人しかマイナンバーカードの交付申請をしていない

  • 少ない申請状況にもかかわらず、申請の2割強の227万枚しか発行されていない

  • マイナンバーカードの発行が遅れているのは、原因不明のシステム障害

  • マイナンバーが分からなくなっても住民票で確認することが出来る

  • 住基カードは、マイナンバーカードを発行しなければ、期限内は有効に使用できる
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    コメント

    • 先日マイナンバー個人カードの交付を受けに市役所に行きました。

      同時に市役所に行けない子供の分2通の委任状も持参して
      窓口に行ったところ、交付を受けられませんでした。

      本人の出頭が困難な場合は委任状やその他の書類を提出すれば
      代理人でも交付が受けられると書状には書いてありましたが、窓口に行ったところ
      職員が口頭で仕事は理由にならないと言う、地方公共団体情報システム機構や内閣官房番号制度推進室
      などを調べても仕事が理由では交付が受けられないとはどこにも書いていない。

      市役所に行っても逆に反発され、内閣官房番号制度推進室に電話しても同じことを馬鹿みたいに答えるだけで
      仕事でどうしても市役所にいけない人のためにどうやって交付するのかまったく説明も無く考えられていない。

      交付されないのなら意味の無い制度で税金の無駄でしかならない、どんなに良い制度でも利用しない、交付してくれない利用できないのなら
      制度自体無意味です。

      仕事が忙しく出頭できない人はいっぱいいます、この方たちのために親が委任状を持って行っても交付しないという
      意味がわからないので、この辺を改正出来ないでしょうか?

      この文章を読む方の理解力に委ねます。
      こういう問題が大したことでは無いと考えるのならそれでも構いません。

      by 匿名 2017-02-07

      • >匿名さん
        結構、厳しいようですね。
        私はそもそも必要性を感じないので、マイナンバーカードは交付申請していません。
        いらない制度だと思っています。

        by sanmon 2017-02-07

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