自分で会社を経営したりしていると、売掛金の回収などで小切手を受け取ることもありますよね。
しかし、小切手は銀行へ行き現金に換金してもらう必要があります。
その上、日数がかかる場合もあります。
でも、明日にはまとまった現金が必要なのにどうしよう・・・そんな時に小切手で支払われても困りますよね。
でも安心してください。
ある条件を満たしていれば、小切手でも即日現金を受け取れる方法があるんです。
これでまとまったお金が必要な時でも安心ですね。
今から小切手の即日現金化についてお話していきますので、急いでいる方は参考にしてくださいね。
目次
小切手の現金化は即日OK?
小切手は、即日で現金化できるものと日数がかかるものがあります。
即日現金化するためには、まず 小切手の表面に2本の平行線が引いているかどうか を見てください。
線が引いてある小切手は「線引き小切手」と言います。
その線引き小切手は、小切手の支払い金融機関と取引がある者ではないと支払うことができない仕組みになっています。
線引き小切手だったとして、第一のハードルは、あなたが その金融機関と取引があるかないか です。
同じ金融機関だったとしても第二のハードルがあります。
それは、あなたの口座が、 小切手の振出人と同一支店の口座であるかどうか です。
あなたが、振出人と同一金融機関の同一支店の口座を持っていれば、銀行の営業時間内に振り込みが完了しますのでそのまま現金を手にすることができます。
口座はあらかじめ開設しておかなければなりませんので、その日に開設するので振り込みをしてほしいと頼んだところでそれは対応してくれません。
前日でもダメなので、一定の期間の取引のある方しかこの方法で即日現金化はできません。
銀行を利用せずに即日現金化する方法もあります。
それは小切手換金業者で換金する方法です。
手数料は銀行よりは高くなってしまうのですが、業者と取引をしたことがある方でしたら1時間程度で振り込みが完了します。
初めて利用する方でも、2時間~3時間程度で手続きは完了 しますので、銀行では間に合わない方は、小切手の換金業者にお願いすると即日現金を手にすることができます。どうしても間に合わないときは、こちらでお願いするという手もありますので、頭の隅にでも置いておいてください。
小切手の現金化に必要なものは?
小切手を現金化するためにわざわざ銀行へ行ったのに、必要なものを忘れてしまっては二度手間になりますし、銀行が閉まるギリギリの時間でしたら、即日現金化ができなくなってしまいます。
忘れものがないようにこちらに記載しておきますので、チャックしてから出かけてくださいね。
最近は顔が写っている身分証明書しか受け付けてくれません。
もしどうしても顔が写っているものがないのなら、事前に他に変わるものがないかと銀行に問い合わせる必要があります。
●振込先のキャッシュカード・通帳
●手数料
●換金する小切手
昔は手数料がかからなったそうですが、今では無条件に手数料がかかります。
その場で現金払いなので、お財布は忘れずに持っておいてください。
●手にした小切手がドルだったら?
⇒ ドルの小切手を現金化|当日可能?銀行以外で出来る?
小切手の現金化の具体的な方法と手順
初めて小切手を現金化するときは、どういう手順で行うのかわかりませんので、不安に思うかもしれません。
そんなあなたに小切手の現金化の具体的な方法と手順を紹介します。
前もって、小切手の裏に名前住所、銀行名、口座番号を書いておくとスムーズです。
受付の方に小切手の現金化をしに来たと伝えましょう。
そうすると、換金に必要な書類を記載するように言われます。
流れに沿って書いていき、書き終えると窓口に出します。
そうすると、いつ振込になりますと伝えてくれますので、その期日に通帳記入すると振り込みが確認できます。
まれに振り込みの記載がされていても、期日までは引き出すことができない仕組みの場合もあります。
その場合には日付が記載されていますので、その日までは引き出すことはできません。
しかし、今回は即日現金化のお話ですので、銀行の営業時間が終わる15時過ぎ頃に通帳記入をしてみてください。
そうすると、現金が振り込まれていることが確認できます。
これで小切手の即日現金化の手続きは終わりです。
●私が初めて小切手現金化したときにあれこれ書いています
⇒ 小切手の種類と換金方法|誰でも?口座に?手形?有効期限に気を付けて!
まとめ
小切手の即日現金化のお話をしました。
小切手は現金と同じですが、手数料もかかりますし、振込までに日数がかかる場合もありますので、急ぎの時は困りますね。
今は銀行以外でも換金はできますので銀行で日数がかかる場合は換金業者も利用してみてくださいね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました(^^)/