子どもってよくケガをしますよね。
小さなケガから、とっても心配になってしまうケガまでいろいろだと思いますが、青あざを作ってしまうこともよくあるのではないでしょうか。
今日はそんな青あざの中でも目の下に出来た青あざに焦点を当ててお話ししていきますね。
ただ、目の下以外の青あざでも共通する部分は多くありますよ。
目次
子ども目の下の青あざが消えない!
青あざって色んなところに出来ますけど、目の下に出来たら目立ちますし、気になりますよね。
お子さんの場合は、友達と遊んでて何かの拍子に肘が当たってしまったり、叩かれたり、物をぶつけられたり、どこかから落っこちたり、何かにぶつけたり、まぁ原因はいろいろですが、なかなか消えないと心配になりますよね。
女の子の場合は余計にそうではないでしょうか。
青あざが消えるまでの期間
青あざとは、つまりは内出血(皮下出血)です。
皮膚の下で毛細血管が破れて出血した血液は自然と吸収されていくので、 時間がたてば治ります 。
ただ、治るにしてもどれくらいの期間がかかるのかも気になるところですよね。
これはもちろん、青あざの程度にもよりますが、はっきり言って個人差もあります。
目の下のちょっとした青あざなら1週間ほどで目立たなくなる場合もありますが、2~3週間かかることは普通です。
そして出血の吸収が遅い子だと、 1ヶ月程度かかることも珍しくはありません 。
青あざが消えるまでの色の変化
治っていく過程で、 青あざの色は変わっていきます 。
ケガをした当初は赤い腫れもあったものが、紫から青のあざになり、それが次第に茶色から黄色っぽい色になってきて目立たなくなり、そしてキレイになります。
あざが出来た頃、青あざではなく黒い場合もあります。
これは、内出血している部位の深さが関係しているようです。
黒いあざの方が青いあざよりも深い位置にある感じです。
あざの他に心配しておくべきことがある
目の下に青あざが出来た場合(下に限らずですが)、痛みとあざが気になるところですが、もっと心配しておくべきことがあります。
眼球や視神経へのダメージ
目の周囲を打撲した場合、痛みや青あざだけではなく、もしかしたら眼球や視神経へのダメージがあるかもしれません。
眼球はしっかり動いているか、痛いほうの目の視野は反対の視野と同じくらいあるのか、物が二重に見えないか、視力は保たれているかなど、まずは確認できる範囲で確認してあげましょう。
ケガをしてから数日経過して、視力がどんどん落ちていくなんてことも実際あるんです。
自覚症状をきちんと伝えられないような小さなお子さんの場合は特に、念のため病院で診て貰った方が良いでしょう。
眼窩底骨折
目の周り、特に 目の下の骨はかなり薄い ので、見た目に分からなくてもヒビが入っている事もあります。
腫れていると分かりにくいものです。
眼球周辺の骨のことを眼窩(がんか)と言います。
眼窩は7つの骨で出来ていますが、このうち眼球の下にある骨を眼窩底(がんかてい)といい、眼球に外側から強い圧がかかると骨折しやすい部分です。
これを、眼窩底骨折といいます。
ただ、この場合の内出血は例え骨折が眼窩底だけであっても、目の下だけでなく、目の周囲一帯、場合によっては反対の目の周りにまで内出血は広がっていくこともあります。
目の下の青あざを早く治す方法とやってはダメなこと
人間には自然治癒力がそわっているので、内出血が起きるとその部分を治そうと働きかけます。
ですから、青あざだけの問題であれば、時間が経てば自然と治ります。
ただ、少しでも早く治すためには、やっておくべきことがあります。
青あざを早く治す方法
まずは〝冷やすこと〟が最善の方法です。
つまりアイシングですね。
まずは、 あざの原因となる内出血を止める 必要があります。
アイシングをすることで、あざの原因となる内出血が広がらずに止まっていきます。
アイシングをするタイミングは受傷からすぐであればあるほど効果はありますが、いつまで効果がるかは24~72時間ほどと言われています。
冷やす方法は、最初はアイシング用品があればそれで良いですし、なければ氷を何かの袋に入れ、それをハンカチなどの布で覆って当てておき、後は湿布や冷えピタなどを貼っておくと良いでしょう。
72時間を過ぎ、腫れも引いていれば次は逆に〝温めること〟が効果的です。
血行を良くしてあげることで、自然治癒力が高まって治りが早くなります。
温熱療法というやつですね。
心地よく感じるくらいの熱さの蒸しタオルなどで温めると良いでしょう。
あとは、しっかり入浴することで血行を良くし、十分な睡眠を取ることも早い改善に効果的かと思います。
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青あざが出来たときにしてはいけない事
受傷後72時間程の腫れが引くまでは、冷やすのがいいと言いました。
この期間は、逆に温めてはいけません。
この受傷初期の内出血が始まったばかりの段階で患部を温めてしまうと、血流が良くなり、出血が更にひどくなります。
あとは、患部を強く押さえる、気になるすぎてしょっちゅう触るなど、再度、内出血をさせてしまうような刺激を与えるような事も悪化の原因となります。