車でもバイク(原付)でも、燃費ってやっぱり気になりますよね。
最近の車では、燃費計が着いているものが多いですが、皆さん自分の愛車の燃費がどれくらいか把握してますか?
今日は燃費計に頼らない簡単な燃費の出し方の話です。
目次
原付でも車でも使える燃費計算の方法は?
昔から運転している人なら当然のことですが、やはり一番手軽で、それでいて結構正確に燃費を算出する方法は満タン法です。
では、早速やり方を完結にご紹介しておきます。
② ①のときにトリップメーターを0にしておく
トリップメーターがなければオドメーター(走行距離計)の数値をメモる
(ガソリンのレシートに書いておくといいですね)
③ 普通に車やバイクを使用
④ ガソリンが空に近くなってきたら再び満タン給油
⑤ トリップメーターの距離(もしくはオドメーターの前回給油時との差)を④の給油量で割る
●計算式
走行距離 ÷ 給油量 = 燃費
※走行距離は前回満タン給油から今回満タン給油までの距離
これで燃費、つまり1L のガソリンあるいは軽油で何km走れたかが算出できます。
次回も測る場合は、またトリップメーターを戻しておいてくださいね。
ちなみに、間に満タンでない給油をしたときは、トリップメーターを戻さずに、次の給油で満タンにして、そのときのトリップメーターの距離を、満タンにしなかったときの給油量と合わせた2回分の給油料で割ってください。
ただ、何も考えずに行うと誤差も結構出てきます。
次に満タン法を実践する場合の注意点についてお話ししていきます。
燃費計算 満タン法の注意点
満タン法は誤差が大きいという人がいます。
しかし、それは毎回の満タンが微妙に違うから・・・
ポイントは毎回同じ条件で給油することです!
満タンと言ってもいろいろなんですね。
けど、以下の点を注意することで、かなり解消されますよ。
有人のスタンドだと店員さんによって、あるいは店によって、同じ満タン指定でもどこまで給油するかにバラツキが出てきます。
つまり、継ぎ足し給油をするか、するにしてもどこまでするかが違ってくるからです。
これを防ぐ手段は、今や相当な数のあるセルフのガソリンスタンドで自分で給油することです。
② 自分で毎回同じところまでガソリンを入れる
給油機はある一定のところまで来たら自動でストップしてくれます。
ここで給油をやめるなら毎回そうすること、継ぎ足し給油をするのであれば、毎回同じくらい継ぎ足しをすることで、誤差を無くします。
※ 継ぎ足し給油については、是非こちらもご覧ください。
⇒ 継ぎ足し給油のデメリットと危険性|ガソリン満タンでカタログ値を超える?
③ 毎回同じスタンドの同じ給油機で、同じ向きに止めて給油する
オートストップで給油を終えるのなら、機会差があるかもしれません。
従って、出来るだけ同じ給油機で給油するのが良いでしょう。
更に、ガソリンスタンドの地面(床)には、安全面から必ず傾斜が付いているので、例え同じスタンドの同じ給油機で給油しても、向きが違えば、車の傾きが異なり、同じ満タンにしているつもりでも、給油できるガソリンの料は異なってきます。
まぁ、③はとにかく出来るだけ正確に出したいならってことで、通常は➀と②だけ気にしてれば良いかと思います。
あと、給油のタイミングは出来るだけ空に近い状態の方がいいですかね。
走行距離が多いほど、偏った燃費が出にくくなりますから。
例えば下り道ばかり10km走っての給油と上り道ばかり10km走っての給油では、その燃費は全く違ってきますから。
走行距離が多くなればなるほど、色んな条件で色んな道を走っているでしょうから、慣らされてくるということです。
燃費は気温(季節)や走行条件でも変わってきます。
この満タン方での燃費計算をある程度繰り返せば、街中のちょいのりばかりならこれくらいの燃費、郊外の道を多く走ればこれくらいの燃費、高速道路だけならこれくらいの燃費、こんな走り方をすればこれくらいの燃費、夏場はこれくらいの燃費、冬場はこれくらいの燃費とその車の燃費の傾向が見えてきます。
走行条件でかなり違うものなんですよ!
満タン法で車の燃費計との誤差チェック
最近の車は燃費計が付いているものの方が多いかと思います。
なんならツアラータイプのバイクなども付いているでしょう。
別にツアラーでなくても付いてるのかな? 今のはよく知らんけど・・・
この燃費計があれば、それを参考にするのももちろんOKです。
だた、最近の燃費計の精度は大分上がってきているとは思いますが、それでも誤差はあります。
車種によってもバラツキもありますが、全体的に 燃費計は若干良い数値が出る傾向 があります。
満タン方を実践して、愛車の燃費計がどれほどの数値を叩き出しているのか、把握してみましょう。
更に正確に満タン法を実践するには
満タン方は、自分の車のトリップメーターやオドメーターを使って計算するものです。
しかし、このメーターは正確なのでしょうか?
実は車のメーターは実際の距離とは若干誤差があります。
愛車のメーターの誤差を確認するには、高速道路の路肩に起点からの距離表示が出ていますので、それを目安に例えば10km走ったときの誤差を確かめたりする方法があります。
また、タイヤ交換をして外径が変われば、更なる誤差も出てきますので、そんなときは出来るだけ正確な燃費を出すためにはチェックしておく必要があるでしょう。
タイヤ交換時での前のタイヤとの違いを見るだけなら、何も高速道路の距離表示で確認しなくても、いつも使う道で前のタイヤのときと距離に差が出ているかを確認するだけでも良いかもしれませんね。