車のフロントガラスの油膜って嫌ですよね。
皆さん油膜対策どうしてますか?
ところで私の車のフロントガラスには撥水コーティングをしています。
今日は油膜と撥水コーティングについて書いていきたいと思います。
目次
フロントガラスの油膜取りはするべき?そして撥水コーティングはするべき?
撥水コーティング、撥水コート、撥水加工といろいろ言い方はありますが、車のフロントガラスをコーティングして雨が弾けるようにするやつです。
フロントガラスに乗った雨が粒状になって、上に上に流れていく様が私は大好きです。
ところで、フロントガラスにまつわる悩みとしてとても多いものに油膜の問題があります。
あのギラギラのせいで夜間の雨なんかだと凄く見にくく、更に対抗車のライトと相まってとても危険ですよね。
あのギラギラの原因は主に油膜なんで、解消するには油膜を取り除いてやれば良いのですが、そもそもどう取り除けば良いのでしょう。
車のフロントガラスには、私と同じく撥水コートを施している人も多いと思います。
けど 油膜を取ると撥水コーティングも一緒に取れてしまう んですね。
撥水コーティングは雨水を弾くだけでなく油膜付着の防止にも役立ちます。
なので、油膜の上に更に強い膜を貼ることで(コーティング)、油膜の付着を防止できるなんて話もありますが、それはちょっと違います。
いくら撥水コーティングをしても、元々のフロントガラスに油膜がびっしり付いていれば、せっかく施した撥水コーティングもすぐに落ちてしまいますよ。
●撥水コート後に油膜取りをしたら、撥水コートした意味ナシ!
この基本的な二つのことをしっかり覚えておきましょう。
油膜取りと撥水コートは実際どんな感じですればいいの?
あくまで私の実践方法であって、それが一番ってわけではないです。
一番良いのは、お金を払ってプロの業者さんにしてもらう事でしょうね。
けど、そんなとこにたくさんお金は掛けられないって私みたいな方は一つの参考にしてください。
まず、既に油膜べったりのお車の方は、しっかりと油膜を落としましょう。
油膜落としにはいろんな方法がありますが、私はコレを使ってます。
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油膜取りについて詳しくはコチラをご覧ください。
⇒ フロントガラスの油膜取り|市販お勧め除去剤は?コツと天気
綺麗に油膜が除去できたら、次に撥水コーティングを施します。
撥水コーティングに使うのは有名どころだとソフト99の〝ガラコ〟や錦之堂の〝スーパーレイン・X〟といった商品です。
私はガラコを使っていますが、ガラコでもスーパーレイン・Xでも他の商品でも、フッ素系の商品をお薦めします。
撥水コーティング剤にはシリコン系のものとフッ素系のものがあります。
一般的なのがシリコン系で、フッ素系はやや高価になります。
シリコン系の方が、 安い上に塗るのも簡単で撥水性も高い のですが、 持続期間が短い という欠点があります。
とにかく結構短い期間で定期的に塗るのが効果的なんですね。
週1で洗車をするような人なら、その度に塗れるのでシリコン系で良いと思いますが、私のようにずぼらな人はフッ素系をお薦めします。
でないと、余計に油膜ギラギラ状態になりますよ!
1ヶ月以上も洗車しないのなら、是非フッ素系を!
撥水コーティング剤を定期的に塗り込んで行けば、油膜も防げます!
コーティングが取れて油膜が付着しだす前に更にコーティング! というイメージです。
コーティングしていくのは油膜取りより遥かに楽ですよ!
フッ素系のガラコとスーパーレイン・Xのリンクを貼っておきます。
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ウォッシャー液にもいろいろある
あと気にしておくべきことは、ウォッシャー液です!
ウォッシャー液にもいろいろあるんですよ。
せっかく撥水コーティングしても、油膜取り効果のあるウオッシャー液を使っていれば、余計にコーティングが早く取れてしまいます。
油膜取り効果の入ったウォッシャー液は絶対に避けましょう 。
あと、実は撥水効果のあるウォッシャー液もあるんです!
これなら、更に撥水効果が高まる?って思いますが、既にしっかりと撥水コーティングしている状態で、あえて撥水効果のウォッシャー液を使う必要はありません。
ボンネットや屋根などに飛び散った撥水効果のある液は、乾いた後に白いしみが残ったりもしますので。
では、ごくごく普通の洗浄成分のみのウォッシャー液で良いかというと、それすら必要ないように思います。
そう、フロントガラスに撥水加工しているのなら水で十分ってことです。
ただ、凍結の心配のある地域の方は、凍結防止のものを使いましょう。
撥水加工ワイパーは必要?
撥水加工されたタイプのワイパーというものが存在します。
これを使えば、フロントガラスが撥水コーティングされるという代物ですが、これもウォッシャー液と一緒で既にしっかりと撥水コーティングしてあるので、更に 撥水加工のワイパーを使う必要はない でしょう。
しかし、撥水加工を施すとワイパーをしたときにガガガッとビビリが出る場合があります。
そんなときは、グラファイトタイプのワイパーゴムに交換してみましょう。
ガラスを撥水コーティングした場合、雨粒が玉になって流れていきますので、雨の状態によってはワイパーをすると半乾き状態みないになる事があるんですね。
つまり摩擦抵抗が大きくなるんです。
そのガラスとゴムの摩擦抵抗を減らしたワイパーゴムがグラファイトタイプのワイパーゴムなんです。
ワイパーブレードもグラファイト専用のものがありますが、ノーマルのままでもOKです。
最後に、油膜を取って撥水コートするときは、ワイパー自体にも油膜がこびりついているはずですので、ワイパーをクリーナーシート等で拭く事も忘れずに行いましょう。
拭くとクリーナーシートが汚れで真っ黒になるので、ある程度その黒さが取れるまで拭き取った方が良いでしょう。