夏が終わり秋の匂いが漂ってきたら、そろそろスタッドレスタイヤの事も考え始めても決して早くはありません!
愛車のスタッドレスが履き替え時期なのであれば、もしくは初めてスタッドレスを履く場合でも、考え出したら性能面と費用面で悩むことになる人が多いでしょう。
あなたはお金に糸目を付けず国産有名大手メーカーのニューモデルが履きたいですか?
それともお安めの外国製品に目を向けますか?
はたまた程度の良さげな中古品でも探しますか?
ところで、型落ちのスタッドレスタイヤってどう思います?
目次
今年のスタッドレスタイヤは?
2018-2019シーズンへ向けて、スタッドレスタイヤ市場はどんな感じなのでしょうか?
昨シーズンは多くの新製品、つまりニューモデルが投下されました。
その数、実に5製品ほど。
その前のシーズンは2製品、更に前は1製品だったことから比べてみてもその多さが際立ちました。
ですから、今年はかなり控えめになるだろうなぁと思っていたのですが、ところがドッコイ!
簡単に各メーカーの代表格のスタッドレスタイヤの従来品と新製品を掲載しておきます。
各タイヤの特徴は、ネット上至るところに転がっていると思いますので、ご自分で調べて頂ければと思います。
ここで言いたいことは「新製品のココが凄い!!」ってことではありませんので。
【スタッドレスタイヤ主要メーカーの既存モデルとニューモデル 2018-2019】
メーカー | 型落ちモデル | 2018~2019 最新モデル |
---|---|---|
ブリジストン | BLIZZAK VRX 2013~ | BLIZZAK VRX2 2017~ |
BLIZZAK DM-V2 2014~ | ||
ヨコハマタイヤ | iceGUARD 5 PLUS 2015~ | iceGUARD 6 2017~ |
GEOLANDAR I/T-S 2009~ | iceGUARD SUV G075 2016~ |
|
ダンロップ | WINTER MAXX 01 2012~ | WINTER MAXX 02 2016~ |
WINTER MAXX SJ8 2013~ | ||
トーヨータイヤ | Winter TRANPATH MK4α 2011~ | Winter TRANPATH TX 2017~ |
OBSERVE GARIT GIZ 2013~ | ||
OBSERVE GSi-5 2012~ | ||
GARIT G5 2008~ | ||
ファルケン | ESPIA EPZ F 2015~ | ESPIA W-ACE 2018~ |
グッドイヤー | ICE NAVI 6 2013~ | ICE NAVI 7 2017~ |
ICE NAVI SUV 2014~ | ||
ミシュラン | X-ICE XI3 2012~ | X-ICE3+ 2017~ |
LATITUDE X-ICE XI2 2010~ | ||
ピレリ | ICE ASIMMETRICO 2014~ | ICE ASIMMETRICO PLUS 2018~ |
SCORPION WINTER 2012~ |
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スタッドレスタイヤのニューモデルと型落ちモデル
スタッドレスタイヤの型落ちモデルというのは、どのような位置付けになるのでしょうか?
もちろん、各メーカーにもよりますし、その年の状況にもよるのでしょうが、従来からあるモデルから進化したニューモデルが発売されると、既存のモデルは型落ちとなります。
そして、元々がフラッグシップ的な位置付けであったモデルなら、型落ちとなってもスタンダードなモデルとして現役で生き続けることも多いです。
けど、モデルチェンジしたら、その性能が劇的に変わると思いますか?
もちろん、ニューモデルが出たら派手に宣伝され、その進化した特徴が大々的に謳われます。
けど、よっぽどの技術革新が起こらない限り、その進歩は確実ではあっても少しずつ、少しずつです。
そして進化前の既存モデルは、 コストパフォーマンスという点ではニューモデルを確実に凌駕 するでしょう。
しかし、腐っても日本の有名メーカーが数年前に、社の維新を懸けて開発してきたスタッドレスタイヤです。
いや、腐ったらダメですが、数年前くらいのものだと、その違いはよっぽど乗り比べてみなければ、普通の人には分からないでしょう。
いや、乗り比べてみても分からないんじゃないでしょうか。
型落ちスタッドレスタイヤは買いなのか?
もう、お分かりかと思います。
型落ちのスタッドレスタイヤは、めちゃめちゃ買いです!
ただ、1点だけ気を付けておくべきポイントがあります。
それは、タイヤの製造年月日です。
タイヤはゴムで出来てますよね。
ゴムは未使用であっても経年劣化 していきます。
例えば、毎年履いてるけど走行距離が少なく、まだまだ溝の残っている状態でも、スタッドレスタイヤは3~4シーズンも使えばタイヤのゴム(コンパウンド)は硬くなり、その性能はガクンと落ちるので交換するべきでものです。
●タイヤの溝やゴムの劣化についてはコチラで詳しく書いています
>> スタッドレスタイヤの寿命は?ホイールごと交換?サイズダウン?
同じ未使用品でも、保管状態にもよっても異なってきます。
しっかりと倉庫保管されているものであれば、経年劣化のスピードは遅くなります。
しかし、確実に劣化はしていきますので、できれば製造から1年以内、長くても 製造から2年以内 のものを狙うのが良いでしょう。
タイヤの経年劣化の面から見ると、長く使っても製造年月日から4シーズンまでと思っておいてください。
結構な走行距離を走るのであれば、2年くらいでもいいと思います。
ゴムの劣化よりも、溝がなくなる方が早いような状況であれば多少古くても問題ないわけです。
しかし、長時間直射日光にさらされているもの(変色気味)、雨ざらしのもの(内部に水やゴミがある)などは、例え製造年月日が1年くらいでも避けておくべきです。
タイヤの製造年月日の見方
さて、タイヤの製造年月ですが、現物を見れる状況であれば確認は簡単です。
製造年月日というか、正確には製造年週ですね。
製造年週はどのメーカーのタイヤでも、 タイヤの側面(サイドウォール)に刻印 されていますので。
刻印された製造年週の見方ですが、日本国内だけ流通するものは、長い楕円の中にアルファベットと数字が何文字か刻印されています。
その後ろから4桁の数字が製造年週です。
例えば 〝3516〟であれば、2016年の35週目に製造 されたという意味です。
簡単ですよね?
ちなみに、1999年以前はこれが4桁ではなく3桁で〝215〟なら1995年の21週目という見方です。
ただ、2000年以前のタイヤなんて、普通は売ってませんけどね。
海外流通する製品だと、DOTセリアル番号と呼ばれる製造番号が記され、その中に製造年週が記載されています。
DOTセリアル番号とは、アメリカのタイヤ識別番号と記録保持規則に規定されたセリアルのことで、アメリカに輸出、またはアメリカで生産するタイヤには必ず適用しなければならないものです。
見方はサイドウォールの〝DOT〟という文字を右にたどっていくと、4桁の数字がありますので、それが製造年週を表します。
見方は、国内流通品と同じです。
●次は、主要メーカーのおすすめの型落ちスタッドレスタイヤをご紹介していきます!
⇒ 型落ちスタッドレスタイヤのネット購入は何割お得?有名モデルで比較してみた!
●安く買えるなら海外メーカーもありだなと思う人はコチラも是非ご覧ください。
⇒ 外国製格安スタッドレスタイヤで大丈夫?アジアンメーカー一覧