子供の日|端午の節句の鯉のぼりは誰が買う?初節句に時期に由来は?

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男の子が生まれたら鯉のぼりを飾るご家庭が多いですよね

けど、この鯉のぼりについて
考えてみると良く分からないことが多々あります

そこで、そんな鯉のぼりについて出てくる代表的な疑問を
まとめてみました(^^)

目次

子供の日|端午の節句の鯉のぼりは誰が買う?

初めての男の子が誕生して、端午の節句に鯉のぼりを用意するわけですが
それを誰が用意するのか・・・・・
夫側の両親?妻側の両親?そもそも自分達で用意するの?
そんなことで揉め事が起こってしまうこともあるようです

それでは、いったい誰が用意するのが本当なのでしょうか?

これは一般的には妻側で用意するものと言われています

その理由は、昔は夫側の実家で同居が当たり前だったため
妻側の親が娘の様子を見るために、孫の節句飾りを用意して
夫側の家に持っていっていたという風習からなのです

でも、今は同居している家庭も少ないので
必ずしも妻側が用意しないといけないといったものでは
なくなって来ています

現在のパターンとしては、妻側が用意する他にも

・雛祭りも含めて節句飾りは夫側が用意する
・鎧兜と鯉のぼり、どちらか一つずつ両家で用意する
・両家で折半する
・親ではなく、自分たちで用意する

など多種多様、誰が用意しないといけないといったルールは
ほぼ無くなっているといっていいでしょう

雛人形は女親、五月人形は男親の実家から贈るとされている地域もあるようです
ご当地ルールがある場合は、確認も必要ですね

いずれにしても、習慣にこだわりすぎてもよくない場合があります
 お子様の成長を願うお祭りだということを第一に考えて  
皆で柔軟に考えることが一番です

子供の日|端午の節句の鯉のぼり初節句はいつ?何歳まで?

もともと1年の節目となる日は「節句」と呼ばれ、1年の中で5回あります。

そのうちのふたつが女児と男児の健康を願うもので
これは、奇数が重なる日に邪気を祓う中国の行事に由来するものだとされています
女児は3月3日の桃の節句、男児は5月5日の端午の節句に毎年お祝いをしますが
このうち、生まれて初めて迎える節句を「初節句」といいます

ただ、首がすわっていない場合は、初節句を翌年に持ち越すことが殆どです

また、お祝い事には、決まった順番というのがあり
最初のお祝い(百日祝い)をしないうちに、他のお祝いはしない地域もあるようです

従って、早生まれの子や、4月、5月頭生まれの男の子は
翌年の節句が初節句になるということですね

地域の風習もありますので、それに従うのが一番かとは思いますが
生まれてすぐだと何かとバタバタしますので
首が座ってから、正月を迎えてからというのは、理にかなっていますね

逆に何歳くらいまで飾るのかという問題がありますが
男の子の成長や、立身出世を願うものなので
とくに何歳まで揚げるという決まり事はありません

一般的には、10歳頃になると照れるお子さんも多くなるので
小学校高学年から中学生の頃まで飾られる方が多いようです

ただ、あくまでお子さんのためやっていることですので
 本人が喜んでいるのであれば 、もっと大きくなっても
上げ続けてあげれば良いのではないでしょうか

子供の日|端午の節句の鯉のぼりは何時出して何時しまう?

特に決まりはありませんが
春分(3/20、21頃)を過ぎたあたりから4月中旬頃までに飾ると良いようです

しまう時期も飾る時期同様に、特に決まりごとはありません
一般的には5月5日以降、5月の連休や中旬ぐらいまでにしまわれる事が多いようです

また、旧暦の場合は大体1ヶ月遅れになりますので
5月いっぱい揚げられる方も多くいます

天気のよい日を選び、汚れがあればしっかりと手入れをしてあげるのが良いのではないでしょうか

子供の日|端午の節句に鯉のぼりをあげる意味や由来は?

まず、根本的なところなのですが
こどもの日だから鯉のぼりをあげるのではありません
端午の節句だからです

こどもの日は、日本における国民の祝日の一つであり
端午の節句とは全く別のものです

ただ、国会にこどもの日を祝日とする請願が寄せられた際に
5月5日を希望するものが多かったのですが
それは、その日が端午の節句だったからかもしれません

奇数月で同じ数字の重なる日は吉日で
端午(たんご)とは、「月の端(はじめ)の午(うま)の日」という意味です
午の月(5月)の最初の午の日は平安時代以前は5月5日とは限りませんでしたが
奇数月で同じ数字の重なる日を吉としたため5月5日になったといわれています

端午の節句は奈良時代から行われている古い行事です

元々は端午の節句もひな祭り(上巳の節句)も性別に関係ない節句でしたが
上巳の節句=ひな祭り=女子の節句となり、端午の節句=男の子の節句となりました

江戸時代には、端午は幕府の重要な式日となり
大名や旗本は江戸城に出仕し将軍にお祝を述べました
将軍に世継が生れると、城中にたくさんの幟や作り物の遣り
長刀、兜などを立てて盛大にこれを祝ったといいます

江戸中期になると庶民の間から町民のアイデアで鯉のぼりが生れました
中国に古くから伝わる登竜門の伝説になぞらえ
竜門の滝を登り切ると鯉が竜になるように
我子も健康に育ち、将来は大きく出世して欲しいとの気持を込めたものです
また、「わが家に男の子が生まれました。どうぞお守りください
と天の神様に伝え、守っていただく意味があるとも伝えられています

この頃は和紙に鯉の絵を描いたものでしたが
大正時代に破れない綿の鯉のぼりが生まれ
昭和30年代の半ばには雨にぬれても色落のしない合成繊維の鯉のぼりが誕生し
現在に受継がれています

まとめ

端午の節句に鯉のぼりを用意するのは
昔は妻側の親が用意するものでしたが
現代では、誰が用意しないといけないといったルールは
ほぼ無くなっているといっていいでしょう

お子様の成長を願うお祭りだということを第一に考えて
皆で柔軟に考えることが出来るのが一番です

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