アルコールにまつわるウソホント?って
結構ありますよね
中には、ただの都市伝説でしょ?って内容のものも・・・・
そして、そのようなはっきりしない話だと
酒好きであれば、自分に都合良く解釈してしまいますよね~
それでは、私がホントのところはどうなんだろうと疑問に思って調べた
アルコールのウソホント3つについて書いてみます
目次
ビールで水分補給したら何でダメなの?
いやぁ、だんだん暑くなってきてますね
暑い季節のビール最高ですね~(^_^)/~
特に体を動かした後に飲むビールは
「あ~、このために生きとるわ…(≧ω≦。)」
と感じてしまいます
けど、「運動後の水分補給にアルコールはダメですよ~」
って言われたことないですか?
これ、ホントなんでしょうか・・・・
根拠はあるんでしょうか??
「運動後のビール最高なんで、あやふや情報なら飲みますよ俺は!!」
って人も多いと思うんですが
実はコレ、ホントにダメなんです
根拠アリなんです
そもそも、水を飲むと飲んだ分の40%程度が尿として排泄されるそうです
それが、ビールをはじめとするアルコール飲料の場合はどうなるかというと
アルコールが脳下垂体後葉という部分から出る抗利尿ホルモン
というものを抑制するため、尿の量が増加します
これが〝利尿作用〟というものです
この言葉、何となく聞いたことありませんか?
お酒が進むとトイレの回数増えませんか?
私は、めっちゃ増えます(^^)
で、 ビールの場合、1リットル飲むと
それを上回る1.5リットルぐらいの水分が尿として排出 されるらしいです
ビールにはカリウムが多く含まれているため
他のお酒と比べても特に利尿作用は高い感じです
ちなみに、 二日酔いの頭痛の原因も細胞の水分が減る事にある そうですよ!
けど、運動後のあの一杯、どうしても止めたくないって人!
一杯くらいなら、そのあとのフォローをしっかりすれば
大丈夫じゃないかと個人的には思います
とにかくビールだけでの水分補給は出来ないので
他のもので水分補給をしてくださいね
また、運動後でなくても、真夏の暑い日中に
ビールで水分補給してたら脱水症状を起こします よ!
真夏のビーチでBBQするときなんかとっても危険です(・з・)ノ
いくら飲んでも太らないはホント?
ダイエットを意識している人だと
お酒を飲むときに気になるのはカロリーですよね
ところで〝エンプティカロリー〟という言葉を聞いた事はありませんか?
アルコールのカロリーは人間の体に蓄えられないエンプティカロリーだから
気にしなくて良いという話です
摂取したカロリーは全て熱として発散されるかららしいです
コレ、どうなんでしょうか?
実は、全く間違いではないのですが
ほぼ、その話を聞けば、皆さん認識を謝ってしまう内容です
アルコールで摂取したカロリーは確かに体内に蓄積されないと言われています
その理由は
「 アルコールから摂取したカロリーは優先的に消費され、アルコール以外 (食べ物やお酒に含まれるアルコール以外の成分) から摂取したカロリーの消費が後回しにされる 」ということなんです
つまり、アルコールのカロリーは蓄積されなくても、そのカロリーを消費するまでの間は、他から摂取したカロリーを使わないわけですから
結果的に余ったカロリーは脂肪となって蓄積 されます
アルコールのカロリーは順番を無視して先に使われて
さも、「私は蓄積されないカロリーなんですよ~(^^)」と
優等生ぶっているって感じと思って頂ければと・・・・よけ、分からん?
そして〝エンプティカロリー〟という言葉ですが
これ、エネルギーがゼロという意味ではありません
本来の意味は
ビタミンやミネラルなど必要な栄養素を含んでいないにも関わらず
エネルギーがゼロではない〝からっぽのカロリー〟という意味なんです
ダメダメのカロリーですね(・∀・)
頭に強い衝撃を受けた日に飲酒NGの根拠は?
例えばボクシング等の格闘技の試合やスパーリングの後であったり
転倒して頭を打ったり、交通事故で頭を打ったりしたときなど
アルコールの摂取は止めておくように言われます
この根拠は何なのでしょうか?そもそもホントにダメなんでしょうか?
格闘技系の試合の後などでしたら
祝勝会とかあれば飲みたいですよね~
けど、頭部にダメージを受けたあとのアルコール御法度の根拠はあります
それは頭蓋内の出血のリスクがあるからなんです
脳みそというのは、水を張ったボウルに豆腐を浮かべているようなもので
外部からの衝撃を受けると脳が揺れ、頭蓋骨に脳の表面が何度もぶつかります
そうすると、 毛細血管という脳に細かく張り巡らされた血管が
衝撃でプツプツと何本も切れてしまう んです
また、毛細血管だけでなく
もっと太い血管や脳実質の損傷の可能性もあるわけです
いわゆる動脈性の出血では
症状は急性に出現するためアルコールを飲む前に分かるでしょうが
静脈性の出血ではすぐに症状が出ずにしばらくたって出ることも多い のです
そして、その症状は
頭痛、嘔吐、意識の変容、痙攣、麻痺などが代表的なものですが
酒を飲んで酔ったときの状態と重なるんで発見も遅れ
命に関わる事になりかねません
ケガ・打撲・内出血・捻挫等の時でも
アルコールを控えるのは常識です
アルコールを摂取すると、血液の循環がよくなり
さらに腫れが増し回復が遅くなるからです
それと同じ理屈で
脳内に出血があった場合に
アルコールによって血行が盛んになることで
出血を広げないためって意味合いなんですね
血行を促進させないと言う意味では
熱い風呂に長く浸かる、辛いものなど刺激物の摂取なども
控えた方が良いでしょう