学士?修士?博士?簡単な学位一覧 英語表記付|あるとどうなの?

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普段何気なくテレビなどから流れてきて聞く言葉。
よく耳にするけど、それがいったい何なのか、雰囲気的には分かるけどよく分からないものって結構ありますよね。

これも、そんな中のひとつなんじゃないかと思います。
大学行ってない人はもちろん、出ている人でもね。

〝学士、修士、博士〟

いったい何なのか分かりますか?
分かったとしても、説明出来ますか?

目次

学士?修士?博士?学位??

いきなり答えを言いますと、学士も修士も博士もどれも〝学位〟というものです。

学位は大学や大学院などの教育課程を修了(つまり卒業)した場合などに与えられる称号です。

ちなみに博士号、修士号、学士号などと最後に号を付けて読んだりしますが、これは、名前を呼ぶときの〝◯◯さん〟みたいなものだと思えば良いかなと思います。
〝号〟とは称号の略でもあります。

日本ではこの学位が5つありますので、簡単に表にまとめておきました。

簡単な学位一覧 英語表記付

 

学位標準的な課程簡単な説明英語表記
博士
※「はくし」とも「はかせ」とも読むが、学位での読みは前者
大学院(博士課程)最上級の学位
Doctor(ドクター)
修士大学院(修士課程)博士に次ぐ学位Master(マスター)
・法務博士
・教職修士
・(修士)専門職
以上、専門職学位
・法科大学院
・教職大学院
・専門職大学院
 ※法科、教職を除く
学位規則で左記の3つに区分・Juris Doctor(ジュリス・ドクター)
・Master of Education(マスター・オブ・エデュケーション)
・Master(マスター)
学士大学4年生大学を卒業してれば学士ってことBachelor(バチェラー)
短期大学士短期大学短大卒の学位
通称して短大士号という
Associate degree(アソシエイト・ディグリー)

上記の表以外に日本では、高専卒の準学士や特定の専門学校卒の高度専門士や専門士といった称号がります。

これらは、国内では短期大学士と同等に扱われていますが、法令上の学位は世界的に通用するものを保証するものなので、学位ではありません。

学士があるとどうなの?

博士、博士号はそりゃやはり凄いのでしょうね。
その道を究めた人ってことですもんね。

けど、学士ってどうなんでしょうか・・・
もちろん大学によってレベルは雲泥の差があるでしょうが〝学士〟という称号は必要なのかってことです。

そもそも四大卒で自分の学位は何であるか知らない人も結構いるくらいですからね。

戦前などは〝学士様〟などと博士のような扱いで呼ばれた時期もあったようですが、その頃の学士と今の学士は全然違います。

学士という称号があったところで飯が食えるわけでもないし、何かを究めているわけでもありません。

ただ、ごく一部の専門職だと「◯◯学の学士以上の学位を取得していること」という応募用件もあったりするようです。
「◯◯系の四年生大学卒」って書いた方が分かりやすいですね。

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まとめ

  • 博士号も修士号も学士号もどれも学位の呼び方
  • 学位とは大学や大学院を卒業した場合などに授与される称号

  • 日本に学位は5つある

  • 高専卒の準学士や専門卒の専門士などの称号は学位ではない
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