スポーツ店、デパート、雑貨店などで
レインウェアの売れ行きが凄い勢いだそうです
そんなもん梅雨やねんから当たり前やろ?って思いますか?
いえいえ、例年の同時期の3倍もの売れ行きだそうです
目次
自転車の傘差し運転違反で有料講習行き?
レインコートの売れ行き絶好調の秘密は
今年(2015年)6月1日から施行された 改正道路交通法の仕業 なんですね
そもそも自転車は道路交通法で言うところの軽車両、つまり車両にあたります
そして、車両等の運転者は〝安全運転義務〟というものがあり
ハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転する義務が
あるのです
そして、傘を差しながら自転車を運転する事は
「ハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作」することが出来ないので
〝安全運転義務〟を果たせていないことになるんですね
そして、これは今年6月1日からではなく
前々から、ずっとそういう法律 なんです
しかし、この6月1日の改正道交法によって
悪質・危険な運転として、3年以内に2回以上摘発 された自転車運転者は
有料の自転車講習の受講義務が発生することになったのです
もっと詳しくって方はこちらをどうぞ ⇒ 自転車の違反で講習義務化・・・・
つまり傘差し運転による、安全運転義務違反は
悪質・危険な運転としての摘発対象の1つなんです
そりゃ、誰も自転車運転で摘発されたくありませんし
そもそも傘を差しての運転は
ただでさえ雨で滑るし、視界は悪いしで危険ですので
これを機会にとちょっと良いレインウェアを
奮発する方が多いということなんです
自転車用のいろんな形のレインコート
レインコート? レインウェア? 雨合羽?
正式な名称って何なのでしょうか?
それともそもそも別々のもの?
自転車用のものでも色々ありますが
雨の日に着る、雨よけとして着るものとして
レインウェアが一番、広い意味として使われるものです
その他、いろんな呼び名がありますが
それがどんなものなのか見ていきましょう
●レインスーツ
上下に分かれているセパレートタイプのものです
自転車通勤などで結構、遠距離を走る方は
このタイプがいいですね
こんなやつ ρ゙(・・*)
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●レインコート
一番、一般的に使われる呼び方かと思うのですが
あくまで〝コート〟ですので
一般的に丈は長めですが、上だけです
で、ファスナーで前開きか、被るタイプもあります。
こんな感じ ρ゙(・・*)
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●レインポンチョ
上からガボッと被るタイプのやつですね
自転車用だと、前カゴまで被せてしまえて
荷物も濡れないようにしてるものがあります
こんな感じ ρ゙(・・*)
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ちなみに雨合羽はレインコートやレインポンチが近い形になります
ま、どの形でも合羽といっても通じるには通じますが・・・・
ちなみにカッパってポルトガル語らしいです
雨でも快適自転車通勤なレインウェアの選び方
先ほどもちょっと言いましたが
そこそこの距離を走る自転車通勤であれば
レインウェアの形はセパレートタイプのレインスーツ!
これの一択じゃないかと思います
で、形はセパレートタイプのものをチョイスするとしても
いったい、何を基準に選べばいいのでしょうか?
100均がダメなのは当たり前!
初めて袖を通すときに破ることもありますよ
※ 経験済み
じゃ、安物ってなんぼくらいまでやねん!って話ですが
私の独断と偏見でいいますすと
万に届かないやつは安物の範疇に入れちゃってください
そう、最低1万円超えのレインスーツをチョイスしましょう
出来れば、1万5千円以上!
自転車用のものを選ぶということが大事です
自転車は自転車で走りやすいように作られているんです
ペダルをこぐときに邪魔にならないようにジャケットの前が短くて
常にすれる股下の部分に太い繊維を使用しています
そして、いいやつは軽量化が重視されているものが多いですね
バイク用のレインウェアも、軽量なものであればとても使えます
実は、私はバイク用のを使ってるんです
そう、つまり、自転車に乗るときに考えられる
最も厚着の状態でも、無理なく動ける大きさが必要ってことです
表地から水圧をかけて裏側に水が染み出さずに
どの程度耐えられるかという性能のことなんです
JIS規格では耐水圧2000mm以上がレインウェアと認定されています
生地の上に2mの水柱を立てたときの圧力で
3滴の水が染み出た時点の数値がその防水素材の耐水圧となります
これが低いと、濡れた場所に座ったときや
膝をついたり、肘をついたりしたときに
レインウェアの生地に局所的に水圧がかかります
そして、耐水圧が低いと中に水が染みこむんですね
体重75kgの人が座り込んだ場合を耐水圧に換算すると2,000mm
体重75kgの人が膝をついた場合を耐水圧に換算すると11,000mm
となるそうです
ということは、耐水圧11000mm以上あれば十分ぽいですが
レインウェアは購入後、一定の能力を保たれ続けるわけではなく
性能は低下していきます
それを考慮すると耐水圧15000mmくらいあれば良さそうですね
雨具でこれは、相当大事ですよね(*-ω-)ウンウン
少なくとも私としてはそうなんです。一番大事
皮膚は常に呼吸とともに水分を吐き出しているんです
ということは外側からの雨を防ぐ防水性とともに
内側からの水蒸気を通す透湿性が必要になってくるんです
この性能を防水透湿性と言います
レインウェアの生地に防水性があっても
透湿性がまったく無い素材が使われている場合は
雨の中で長時間着用していると、自分の汗がレインウェア内でこもるので
それはもう、もの凄く蒸れます
自転車を漕いでいれば、これはもうとんでもないです
透湿性のないレインウェアの典型的なものが
コンビニなどで販売されているレインコートです
レインウェアを着用して自転車を漕ぐという運動をするのですから
ゴアテックスのような高性能なものや
同等の性能を持った防水透湿素材を使用したものを
選びましょう
あ、〝ゴアテックス〟っていうのは
アメリカの、WLゴア&アソシエツ社が製造販売する
防水透湿性素材の商標名です
ゴアテックス製品にはすべて、黒いタグがつけられています
これは厳しい品質基準によって作られたことを保証するためのものです
水が粒になって表地の表面をコロコロと転がる感じのアレです
レインウェアにおいて撥水性は、非常に重要な要素で
撥水性が低下すると生地の表地が濡れてしまって水の膜を作ります
そうすると先ほど説明した防水透湿素材の透湿性を阻害して
蒸れやすくなってしまうんです
つまり、蒸れないためには優れた透湿性だけでなく
同時に撥水性も必要ということなんですね
そのままでは水が染みてしまうので
ファスナーを外側からフラップで覆うような作りになっています
これは、〝フラップタイプ〟と呼ばれます
ファスナーが防水生地で覆われているため
作りがよければ雨からの防水性は非常に高いのが特徴です
しかし、ファスナーを開け閉めするときに
いちいちベルクロやボタンで固定されたフラップを
バリバリと剥がすことになるため使い勝手はあまりよくありません
ゴアテックスなど価格の高いレインウェアには
〝止水ファスナー〟が使われています。
この止水ファスナー自体が高い防水性を兼ね備えています
しかし、バイクなど強烈な勢いで雨が当たる場合は適していませんが
通勤自転車でのスピード程度なら問題ありません
フラップタイプに対して、非常に使いやすいのが特徴です
使用する繊維の糸を太くしなくてはなりません
しかし、糸を太くすると
レインウェア自体の重量が重くなり、携帯性が悪くなります
レインウェアは、雨が降っていないときは使わずに収納袋などに入れて
リュックやかばんに入れておくことがほとんどですので
出来るだけ軽くて小さくなる方が良いです
そして、自転車を漕ぐという運動をしている状態ですので
軽いに越したことはありません
つまり、強度・耐久性と軽量性・コンパクト性能は
相反する関係なんです
軽量・コンパクトにすればするほど
レインウェアとしての強度・耐久性は低下しますし
逆に、強度・耐久性を上げると
重くてかさばるようになってしまうんですね
まぁ、いろいろ言いましたが
ぶっちゃけ、1万5千円を超える自転車、もしくはバイク用のレインスーツで
少し大きめのサイズを買えば、まぁ間違いはないかと思います
コレなんか十分なんじゃないでしょうか
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