お子さんが、舌先がしびれると言ったりピリピリすると言ったりして、ベロを出させてよくよく見ても口内炎も特にないし、火傷をするような食事もしていない・・・・。
見た目に異常がないので、しばらく様子を見ていても一向に治らない感じ。
だが、物凄く痛いとかって感じではないので病院に連れていくべきかどうか、悩んでおられるお母さんもいると思います。
また、舌のしびれは脳に異常があるのでは?と心配されている親御さんもおられるかと思います。
今日は、そんな子どもの舌先のしびれのよくある原因について書いていきますね。
目次
異常が見られない子どもの舌先の痺れにはこんな原因もある!
最初に言っておきますが、舌先のしびれの原因は、例を挙げればいくつもあります。
もちろんネット上では医師でも診断は出来ませんが、どのような可能性があるのかくまなく見るのであれば、ゴロゴロと情報は転がっていると思います。
ここでは、お子さんに意外にありがちで見落としがちな1つの原因について書きたいと思います。
その原因とは、舌と歯の接触を原因とするものです。
よくあるのが、前歯の内側などを無意識のうちに押し付けることによって起こる接触性舌炎で、病院で診てもらっても特に異常ナシと言われたけど、子どもにベロで歯を押したり、触ったりしていないか聞くと、よくしているなんてこともあるんです。
そんな場合は、 それさえ止めれば 次第にしびれはなくなるでしょう。
歯並びが悪いと、その部分が気になって、ついついそこを舌で触っているような場合もあります。
また、緊張して歯を食いしばることがよくあると、舌先がやはり前歯の裏に押し付けられてしびれを生ずることもあるようです。
心当たりがあれば、なかなか難しいでしょうが、お子さんがリラックス出来る方法を探しましょう。
あと、接触性舌炎とは違いますが、口が常に開いている子だと、口腔内が乾燥することによる乾燥性舌炎の可能性もあります。
異常が見られない子どもの舌先のシビレを栄養面から考える
舌のしびれは偏食や栄養不足によって起こることもあるんです。
特に亜鉛などのミネラル、それにビタミンAの不足で、しびれや口内炎を起こします。
原因が分からない場合は、栄養不足の可能性も考慮して、亜鉛やビタミンAの多い食品を多く摂るのも良いかもしれません。
魚介類はいいですよ!
魚の他にもエビやカニなどの甲殻類、タコやイカなどの軟体動物、それに海草類など、 海の食物全般に亜鉛もビタミンAも多く含まれています よ。
牡蠣の亜鉛はかなりの含有量です。
亜鉛だと他にはカニも多いですね。
ビタミンAはうなぎ、あなご、まぐろなんかはかなり多く含まれています。
魚介類以外だと、レバー類には相当多くの亜鉛にビタミンAが含まれていますが、お子様だと苦手な場合も多いですよね。
あと、亜鉛は意外にココアにも多く含まれています。
飲み物の中では1番じゃないでしょうか。
偏食気味のお子様には良いかもしれません。
ただ、飲み過ぎは良くないので1日2杯くらいまでにしておきましょう。
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子どもの舌先のしびれで受診する診療科は?
病院の診療科ってたくさんありますよね。
けど、舌科って診療科はありません(笑)
舌は消化器の一つですので内科の範疇になるとも言えますが、口の中なので口腔外科とも思えます。
また、耳鼻咽喉科も頭に浮かぶでしょうし、歯科も候補にあがるでしょうね。
けど、口の中っていろんな診療科の境界領域にあたり、とても難しいところです。
医師免許って一つしかなくて特に別れてないんですよね、 医師であれば何科を掲げてもOK ですので。
あ、歯科だけは別ものですけどね。
月並みではありますが、かかりつけ医があるならまずはそこを受診するのがベターです。
そして先生の見立てで専門医の受診が必要であれば紹介してもらうと。
けど、ここで書いてきた接触性の舌炎ぽいなってことなら、まずは歯医者さんで診てもらうのが良いでしょう。