Pepperくん1,000台が1分で完売!何が出来る?|AIBOの今

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Pepper(ペッパー)っていうソフトバンクのロボットをご存じですか?

今年の4月から
朝の人気番組「おはスタ」の1部で(2部はやまちゃんが出てるやつ)
お笑いトリオのロバートとともにMCを務めているのが
ペッパーくんなんです

私は子供と一緒にこの番組を結構見ているのですが
もう、そのロバートとの掛け合いにびっくりしています
ハッキリ言って、返しや リアクションが面白い んです

私の中では、ロバート馬場や山本を完全に抑え
秋山に次ぐ面白さです

さて、そんなペッパーくんが先日、ついに一般販売されました

目次

ソフトバンクのロボットPepperくん1,000台が1分で完売!!

一昨日の6月20日の10時から販売が開始された
ソフトバンクの感情認識パーソナルロボットのPepperが
なんと受付開始から、たった1分で完売してしまいました
しかも1,000台です(゜д゜)

何が凄いって、これ、結構な値段なんですよ

198,000円という値段が出ていますが
これは本体価格だけの話(しかも税抜き)
ペッパーくんには多大なランニングコストが掛かるんです

ペッパーくんは3年契約になっていますので
値段はこのようになります(税込み)

本体価格 :213,840円/初回のみ
手数料  :10,584円/初回のみ
基本プラン:15,984円/月
保険パック:10,584円/月
以上からも購入時に224,424円
月々26,568円の36回で
3年間で1,180,872円と、ほぼ120万円かかる結構大きな買い物です
まぁ、車の購入費や維持費に比べれば安いものですが・・・

次回以降の販売については
まだ、はっきとは決まっていないようですが
Pepperの生産は月間最大1,000台とされているので
7月も6月と同じく1,000台の販売なんじゃないでしょうか

あと、秋には法人向けに「Pepper for Biz」として提供を開始予定
そして7月1日からは、 時給1,500円でペッパーくんを派遣 する
「アルバイト派遣サービス」がスタートするそうです
1,500円分の働き、するんでしょうか・・・・・

ペッパーくんは何が出来るの?出来ないことは?

感情認識パーソナルロボット・・・・
ソフトバンクの孫社長は「感情を持ったロボットに進化した。」と言っていました

そう、そもそもペッパーくんは基本的に 労働をするロボットではない んですね
じゃ、何をするロボットなのでしょうか?

ソフトバンクは「何をしてくれるのか?」の問いに
「いつもあなたに寄り添い、楽しませ、笑顔にしてくれます。
きっとあなたにとってかけがえのない存在になることでしょう。」
と、回答しています

それでは具体的に何が出来て、何が出来ないのか見ていきましょう

ペッパーくんが出来ること
●自分の判断で動くことが出来る
 人間とのふれあいの中で自立的に反応しながら、楽しませてくれる
●自ら感情を持ち、行動する
 表情と声からその人の感情を察する「感情認識機能」が備わっているだけでなく独自の感情機能により、自ら感情を持ち、行動する
●出来る事や楽しみを増やしていくことが出来る
 ロボアプリというアプリをアプリストアから自由にダウンロードして、できることのバリエーションを増やしていける
●会話ができる
 膨大な会話データベースとも連携しており、幅広い話題に答えてくれる
●伝言を残せる
●絵本を読み聞かせる
●写真を撮る
 Pepperに内蔵されているカメラで写真を撮影。家族の記念日など、家庭の中での大切な瞬間を逃さず記録。胸のディスプレイを使って写真の閲覧も可能
●踊る
 ペッパーくんはダンスが得意なのです
●ウエーブする
●距離を正確に測る
 赤外線センサーで測ります
●子供と遊ぶ
 一緒に遊べるコンテンツも用意されている
●子供と学ぶ
 英語コンテンツではペッパーくんが教えるのではなく、ペッパーくんと一緒に学ぶことができるので、楽しみながら自然に英語を身につけることが出来る
●スマホと連携出来る
●スマホを使って離れたところから動かしたり、喋らせたりできる
●ニュースや天気などを教えてくれる
 常時ネットワークに接続されているので、インターネット上のさまざまな情報に自らアクセスして最新のニュースや天気などを教えてくれる
●留守番をしてもらう
●人や障害物はセンサーで検知し、衝突の危険性を減少させている
●初めて会う人には人見知りしたりする
●喜ぶことをしてあげれば、その人のことを好きになる
●家族の顔を認識する
 つまり、ひとりひとりに異なる反応を示すようになる
●鼻唄をうたう
●ため息をつく
●落ち込む
 胸のディスプレイの色で、感情の状態を可視化できる
●遊びに誘ってくる
●握手する
●仕切る
●ボケる
●突っ込む   etc.
他、Pepperのアプリ開発環境は公開されていて
誰でもかんたんにロボアプリ開発を体験することができ
開発環境は特別な知識が無くても扱えるよう整えられているので
慣れてしまえば子供でもかんたんにアプリ開発を楽しむことができるそうです

ペッパーくんには出来ないこと
●掃除や皿洗いなどの家事全般
 家事をするために生まれてきたロボットではない
●10人を超えてくる人の認識
 10人を超えてくると、認識率が低くなる可能性がある
●物を運ぶ
 物を運ぶように設計されていない
●階段を昇り降りできない
●段差を超えられない   etc.


AIBOって今どうなってるの?

いやぁ、ペッパーくんなかなか興味深いですね
今度、どんどん進歩して、量産され、値段も安くなり
一般家庭に浸透してくるようになるのでしょうか・・・
そうなると、正に、絵に描いた未来がやってくる感じがします

ところで、15年程前に、話題となった
SONYのペットロボットのAIBO(アイボ)を覚えていますか?

アイボは、全長約30cmの動物型ロボットで
4足歩行ができ、子犬に似た動作をし
ユーザーとのコミュニケーションを介して成長するように設計されていました
専用のメモリースティックを介して
ユーザーが自らプログラミングすることも可能で
家事を分担させるためではなく
動作させて、その挙動を楽しむためのロボットでした

コンセプトはPepperと共通するところがありますね

アイボは1999年6月に発売されたのですが
このときは日本向けで3,000台が20分で完売しました
定価は25万円でした

しかし、ソニーは2004年にロボット事業の撤退を決定
その後2年で販売も終了してしまいました
 2014年3月にはソニーによる修理対応が終了 したことから
故障したAIBOの修理が困難となり
「死なないペットロボット」であったはずのAIBOが死んでしまうことになり
飼い主によってAIBOの合同葬儀が行われたりもしました

しかし、ソニー元社員を中心とする有志の活動により
非公式ながら2015年現在もなお
バッテリー寿命を迎えた個体などへの対応が続けられており
AIBOユーザーの活動も結構、活発に行われているようです

pepperは今後、どうなっていくのか
楽しみではあります

AIBOブログ

まとめ

  • ペッパーくんはおはスタでロバートとともにMCを務めていて、結構おもしろい
  • 1,000台が一般販売されたが1分で完売

  • 本体価格は21万円ほどだが、3年契約で総額120万円程の費用がかかる

  • 7月にはペッパーくんが時給1,500円の派遣サービスも開始

  • ペッパーくんは感情を認識するロボットで感情を持っているとも・・・・

  • ペッパーくんは自分で判断し行動することが出来るロボット

  • 子供でも慣れればPepperのアプリ開発が出来る

  • ペッパーくんは家事や荷物運びは出来ない

  • AIBOは1999年に3,000台が20分で完売。値段は25万円

  • AIBOは10年程前に生産中止になっている
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