アメリカの大統領選は大接戦の末、共和党のドラルド・トランプが民主党のヒラリー・クリントンを290対228で抑え勝利しました。
ただ、総票数ではヒラリーが僅かに上回っていましたね。
日本と違い、国のトップを国民が実質的に直接選挙する(形式的には間接選挙)アメリカの大統領選はとても盛り上がります。
そして今回の大統領選は、トランプの過激な発言もあり、日本でも度々ニュースで取り上げられたので、興味を持った方もいるのではないでしょうか?
そこで、トランプを含めたこれまでの45人の大統領について、新しい方から超簡単にまとめましたので、これを機会にアメリカの過去の大統領には、どんな人たちがいたのか、簡単に勉強してみませんか?
全然、アメリカの歴史を知らない人でも、ちょっとは聞いたことがある人もいるはずですよ(^^)
逆順アメリカ歴代大統領一覧➀ 20世紀以降(政党、任期、エピソード)
第45代大統領 共和党
ドナルド・トランプ(Donald John Trump)
58期 2017.1/20~(就任予定)
※ヒラリー・クリントンとの大接戦を制し、過去最高齢の大統領就任となるアメリカの不動産王。大統領選は過激な発言が注目を浴びた。
58期 2017.1/20~(就任予定)
※ヒラリー・クリントンとの大接戦を制し、過去最高齢の大統領就任となるアメリカの不動産王。大統領選は過激な発言が注目を浴びた。
第44代大統領 民主党
バクラ・オバマ(Barack Hussein Obama II)
56期 2009.1/20~2013.1/20
57期 2013.1/20~2017.1/20(現職)
※初の黒人大統領で初のハワイ州出身の大統領。2009年にノーベル平和賞受賞。2016年に現職大統領として初めて広島平和記念公園を訪問した。
56期 2009.1/20~2013.1/20
57期 2013.1/20~2017.1/20(現職)
※初の黒人大統領で初のハワイ州出身の大統領。2009年にノーベル平和賞受賞。2016年に現職大統領として初めて広島平和記念公園を訪問した。
第43代大統領 共和党
ジョージ・W・ブッシュ(George Walker Bush)
54期 2001.1/20~2005.1/20
55期 2005.1/20~2009.1/20
※先々代大統領の息子、通称「子ブッシュ」。元大統領の父親が生きている間に大統領になった珍しい世襲政治家。2001年911の同時多発テロ時の大統領。小泉純一郎元首相とは「ジョージ、純一郎」と呼び合う仲。
54期 2001.1/20~2005.1/20
55期 2005.1/20~2009.1/20
※先々代大統領の息子、通称「子ブッシュ」。元大統領の父親が生きている間に大統領になった珍しい世襲政治家。2001年911の同時多発テロ時の大統領。小泉純一郎元首相とは「ジョージ、純一郎」と呼び合う仲。
第42代大統領 民主党
ビル・クリントン(William Jefferson Clinton)
52期 1993.1/20~1997.1/20
53期 1997.1/20~2001.1/20
※ヒラリー・クリントンの夫。女性との不適切な関係が多かった大統領。クリントノミクスという経済政策を実施し、巨額の財政赤字を解消し、2000年には黒字に。
52期 1993.1/20~1997.1/20
53期 1997.1/20~2001.1/20
※ヒラリー・クリントンの夫。女性との不適切な関係が多かった大統領。クリントノミクスという経済政策を実施し、巨額の財政赤字を解消し、2000年には黒字に。
第41代大統領 共和党
ジョージ・H・W・ブッシュ(George Herbert Walker Bush)
51期 1989.1/20~1993.1/20
※「子ブッシュ」の父「パパブッシュ」、湾岸戦争時の大統領。ブッシュ家は女系の先祖がイギリス王室に連なる家柄。
51期 1989.1/20~1993.1/20
※「子ブッシュ」の父「パパブッシュ」、湾岸戦争時の大統領。ブッシュ家は女系の先祖がイギリス王室に連なる家柄。
第40代大統領 共和党
ロナルド・レーガン(Ronald Wilson Reagan)
49期 1981.1/20~1985.1/20
50期 1985.1/20~1989.1/20
※元ハリウッド映画俳優で、その前はラジオアナウンサー。狙撃され被弾したことがあるが、暗殺は未遂に終わった。供給力強化を目的としたレーガノミクスという経済政策を実施した。
49期 1981.1/20~1985.1/20
50期 1985.1/20~1989.1/20
※元ハリウッド映画俳優で、その前はラジオアナウンサー。狙撃され被弾したことがあるが、暗殺は未遂に終わった。供給力強化を目的としたレーガノミクスという経済政策を実施した。
第39代大統領 民主党
ジミー・カーター(James Earl Carter)
48期 1977.1/20~1981.1/20
※元牧師。共和党からは「弱腰外交の推進者」と叩かれていた。2002年にノーベル平和賞受賞。
48期 1977.1/20~1981.1/20
※元牧師。共和党からは「弱腰外交の推進者」と叩かれていた。2002年にノーベル平和賞受賞。
第38代大統領 共和党
ジェラルド・R・フォード(Gerald Rudolph Ford Jr.)
47期 1974.8/9~1977.1/20
※先代、ニクソン大統領の辞任を受けて副大統領から昇格。翌期の大統領選には敗れたため、大統領選挙に勝利して大統領となったことがない唯一の大統領。
47期 1974.8/9~1977.1/20
※先代、ニクソン大統領の辞任を受けて副大統領から昇格。翌期の大統領選には敗れたため、大統領選挙に勝利して大統領となったことがない唯一の大統領。
第37代大統領 共和党
リチャード・ニクソン(Richard Milhouse Nixon)
46期 1969.1/20~1973.1/20
47期 1973.1/20~1974.8/9
※ベトナム戦争からのアメリカ軍の完全撤退を実現した。巧みな外交力を持っており、世界秩序を変革した2つの大きな方針転換である「ニクソン・ショック」は教科書にも度々登場する重要な出来事。歴代で唯一、辞任した大統領でもある。
46期 1969.1/20~1973.1/20
47期 1973.1/20~1974.8/9
※ベトナム戦争からのアメリカ軍の完全撤退を実現した。巧みな外交力を持っており、世界秩序を変革した2つの大きな方針転換である「ニクソン・ショック」は教科書にも度々登場する重要な出来事。歴代で唯一、辞任した大統領でもある。
第36代大統領 民主党
リンドン・ジョンソン(Lyndon Baines Johnson)
44期 1963.11/22~1965.1/20
45期 1965.1/20~1969.1/20
※ケネディが暗殺された事により副大統領から昇格。ダラスのパレードではケネディー夫妻の乗ったオープンカーの2大後ろにいた。
44期 1963.11/22~1965.1/20
45期 1965.1/20~1969.1/20
※ケネディが暗殺された事により副大統領から昇格。ダラスのパレードではケネディー夫妻の乗ったオープンカーの2大後ろにいた。
第35代大統領 民主党
ジョン・F・ケネディ(John Fitzgerald Kennedy)
44期 1961.1/20~1963.11/22
※43歳8ヶ月と歴代最も若くして大統領になったカトリック教徒の初の大統領。選挙には大掛かりな不正とマフィアの関与があったとされる。マリリン・モンローと不倫関係にあったなどスキャンダルも多かった。オープンカーにてパレード中に暗殺されたダラスの凶弾はあまりにも有名。
44期 1961.1/20~1963.11/22
※43歳8ヶ月と歴代最も若くして大統領になったカトリック教徒の初の大統領。選挙には大掛かりな不正とマフィアの関与があったとされる。マリリン・モンローと不倫関係にあったなどスキャンダルも多かった。オープンカーにてパレード中に暗殺されたダラスの凶弾はあまりにも有名。
第34代大統領 共和党
ドワイト・D・アイゼンハワー(Dwight David Eisenhower)
42期 1953.1/20~1957.1/20
43期 1957.1/20~1961.1/20
※日本への原爆投下については猛反対していた人物。連合国遠征軍最高司令官、陸軍参謀総長、NATO軍最高司令官などを歴任した軍人。愛称は「アイク」、モットーは「物腰は優雅に、行動は力強く。」
42期 1953.1/20~1957.1/20
43期 1957.1/20~1961.1/20
※日本への原爆投下については猛反対していた人物。連合国遠征軍最高司令官、陸軍参謀総長、NATO軍最高司令官などを歴任した軍人。愛称は「アイク」、モットーは「物腰は優雅に、行動は力強く。」
第33代大統領 民主党
ハリー・S・トルーマン(Harry S. Truman)
40期 1945.4/12~1949.1/20
41期 1949.1/20~1953.1/20
※先代のルーズベルトの死去により副大統領から昇格。多くの反対の中、原爆投下を指示した大統領。
40期 1945.4/12~1949.1/20
41期 1949.1/20~1953.1/20
※先代のルーズベルトの死去により副大統領から昇格。多くの反対の中、原爆投下を指示した大統領。
第32代大統領 民主党
フランクリン・ルーズベルト(Franklin Delano Roosevelt)
37期 1933.3/4~1937.1/20
38期 1937.1/20~1941.1/20
39期 1941.1/20~1945.1/20
40期 1945.1/20~1945.4/12
※太平洋戦争時の大統領。任期途中に脳卒中で死去するが、歴代最長の4期12年強に亘る任期を務めた。
37期 1933.3/4~1937.1/20
38期 1937.1/20~1941.1/20
39期 1941.1/20~1945.1/20
40期 1945.1/20~1945.4/12
※太平洋戦争時の大統領。任期途中に脳卒中で死去するが、歴代最長の4期12年強に亘る任期を務めた。
第31代大統領 共和党
ハーバート・フーヴァー(Herbert Clark Hoover)
36期 1929.3/4~1933.3/4
※世界大恐慌時に有効な手段を打てず大統領としての評価は高くない。退任後、最も長いきした大統領で、退任後の諸活動によりイメージを改善し、国葬も行われた。
36期 1929.3/4~1933.3/4
※世界大恐慌時に有効な手段を打てず大統領としての評価は高くない。退任後、最も長いきした大統領で、退任後の諸活動によりイメージを改善し、国葬も行われた。
第30代大統領 共和党
カルビン・クーリッジ(John Calvin Coolidge Jr.)
34期 1923.8/2~1925.3/4
35期 1925.3/4~1929.3/4
※先代の死去により副大統領から大統領に。非常に無口であり「寡黙なカル」と呼ばれた。
34期 1923.8/2~1925.3/4
35期 1925.3/4~1929.3/4
※先代の死去により副大統領から大統領に。非常に無口であり「寡黙なカル」と呼ばれた。
第29代大統領 共和党
ウォレン・ハーディング(Warren Gamaliel Harding)
34期 1921.3/4~1923.8/2
※現職の上院議員からの初の大統領。在任中に食中毒から心機能不全、肺炎、そして心隔壁破裂か脳梗塞により死去。
34期 1921.3/4~1923.8/2
※現職の上院議員からの初の大統領。在任中に食中毒から心機能不全、肺炎、そして心隔壁破裂か脳梗塞により死去。
第28代大統領 民主党
ウッドロウ・ウィルソン(Thomas Woodrow Wilson)
32期 1913.3/4~1917.3/4
33期 1917.3/4~1921.3/4
※名誉学位ではなく、実際の学問上の業績によって取得した博士号を持つ唯一の大統領。
32期 1913.3/4~1917.3/4
33期 1917.3/4~1921.3/4
※名誉学位ではなく、実際の学問上の業績によって取得した博士号を持つ唯一の大統領。
第27代大統領 共和党
ウィリアム・タフト(William Howard Taft)
31期 1909.3/4~1913.3/4
※大統領退任の後に連邦最高裁判所の首席裁判官(最高裁長官)に任命されている。
31期 1909.3/4~1913.3/4
※大統領退任の後に連邦最高裁判所の首席裁判官(最高裁長官)に任命されている。
第26代大統領 共和党
セオドア・ルーズベルト(Theodore Roosevelt)
29期 1901.9/14~1905.3/4
30期 1905.3/4~1909.3/4
※在任中にノーベル平和賞を受賞。サウスダコタのラシュモア山国立記念公園の4人の大統領の右から2人目。アメリカ人初の柔道茶帯取得など親日家として知られたが、次第に日本に驚異を感じるようになる。
29期 1901.9/14~1905.3/4
30期 1905.3/4~1909.3/4
※在任中にノーベル平和賞を受賞。サウスダコタのラシュモア山国立記念公園の4人の大統領の右から2人目。アメリカ人初の柔道茶帯取得など親日家として知られたが、次第に日本に驚異を感じるようになる。
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