扁平足のおすすめインソールは?1つ作れば使い回し出来る?

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扁平足、開帳足、外反母趾、浮き指、ハイアーチ、O脚、魚の目、マメ、タコ、靴ずれ、足の疲れ、膝痛、腰痛などなど・・・・
足のトラブルや足を原因とするトラブルは多種多様です。

しかし状況によっては適切なインソールを使う事で、びっくりするくらいに解決してしまうこともあるんです。

目次

扁平足とはこんな足

立っている時に土踏まずが地面に接しているかそれに近い状態のことを一般的に〝扁平足〟と言いますが、人間は誰しも 生まれた時に土踏まずはありません 
小さいときはそれが当たり前です。
しかし、8歳頃には形成されるはずの足の裏のアーチが出来ていない場合は、扁平足と言えるでしょう。

通常は成長につれ土踏まずが形成されてくるのですが、先天的な遺伝によって扁平足になる人もいれば、足の筋力や靱帯の強さの問題で後天的に扁平足になる人もいると言われています。
特に最近では、子どもが外で遊ぶ機会が減ったこと、裸足で過ごすことが少ないこと、平らで硬い地面しか歩く事がない事などから足の力が弱くなり後天的な扁平足が増えているようです。

人間の足には3つのアーチが備わっています。
その一つが土踏まずと呼ばれる一番大きな 内側の縦アーチ と、踵から小指の付け根付近を結ぶ 外側の縦アーチ 、そして親指と小指の付け根を結ぶ 横アーチ です。

このアーチがあることから歩行、ランニング、ジャンプ等の着地時にクッションのような役割を果たしてくれ、更にはつま先が地面を蹴るときにバランス良く重心移動させるバネの役割も果たします。
そして扁平足の人は、常に足に負担がかかる状態になっているころから、歩くと疲れやすかったり、足が痛くなったりしてしまいます。

土踏まずが扁平する原因に大きく関わっていると言われるのが、足首が身体の内側に傾く〝足首の回内〟です。
足首が回内すると、足に掛かる荷重バランスが崩れ、足の内側にある土踏まずに大きな荷重が掛かりアーチ構造を潰してしまいます。

私たち人類が二足歩行できるようになったのは、足裏にこのアーチが形成されたことによるものです。
実際、猿の足裏にはアーチはありません。
しかし、1999年の東京厚生年金病院の調べでは、実に84%の人のアーチが崩れた状態にありました。
この数字は、現在ではもっと増加している可能性が大いにあります。

扁平足におすすめのインソールは?

足のトラブルを抱え、その原因が分かれば考えてみるのがインソール!
〝インソール〟、つまり靴の中敷きです。

世の中にはいろんなインソールがあります。
目的もいろいろで〝衝撃の緩和、フィット感の向上、サイズ矯正、踵(カカト)の安定、アーチの支持、ケガ予防、血行促進〟などなど・・・・。

その中でも扁平足に有効なのは、低下した土踏まずにアーチパッドを入れることで無理矢理持ち上げることと思われがちですが実は違うんです!

重要なことは、アーチを無理矢理つくろうとするのではなく、扁平足の原因となっている踵周りの骨格を整え、足が持つ本来の働きを導き出すことなんです。

では、インソールを作っているメーカーはとても多くありますが、どこのインソールが良いのでしょうか?
パッと考えただけでも、〝シダス、スーパーフィート、アムフィット、フィンソール、コンフォマーブル、ソルボ、ソフソール、ペダック、ショックドクター、プレスコントロール、バネインソール、BMW・・・」まだまだあります。

中には論外のところもありますが、良いメーカーの中でも特に私がお薦めしたいのは〝スーパーフィート〟です。

シダスなどもそうですが、スーパーフィートは固めで 足首をガッチリ支える系のインソール です。
踵回りにかかる圧を分散し、各関節をコントロールして安定させ不要な足指のグリップを減らしたり、足にかかる圧を3点の元々の正しいアーチに導いてくれます。

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インソールを1つだけ作れば使い回し出来るの?

そこそこ高価なインソールを初めて作る人の素朴な疑問が「1つ作ればどの靴にも使えるのか?」、「使い回しは出来るのか?」ということです。

これ、答えは簡単で「使えません、出来ません。」
すみませんm(_ _)m

厳密には出来なくもないですが、靴ごとに合わせて作るので、使い回しで使っても良い効果が得られないんです。
良い効果が得られないなら、インソールを入れる意味がないですよね。
足とインソールを合わすのも重要ですが、同じくインソールと靴を合わすのも重要なんです。

では使い回しがダメなら、一足だけインソールを作ってそれだけに入れ、他の靴はインソール無しでも良いのかという疑問も出てくるかと思います。
理想を言えば全ての靴に入れるべきでしょう。
しかしインソール、特にスーパーフィートは合う人には凄く良いけれど、合わない人は全く合わないという印象があるので、まずは 一番良く履く靴で試してみる のが良いでしょう。
そして具合が良ければ、順次、増やしていくといいです。
と言いますか、具合が良ければ自然と他の靴にも入れたくなってくるでしょうね。

あと、スポーツをするときだけインソールを入れた靴を履くのはどうか?といった疑問をお持ちの方もいると思います。
しかしまずは、やはり日常で一番良く履く靴から始めるのが良いでしょう。
スポーツ時でもその効果は体感できるかと思いますが、スポーツ後にインソールなしの靴を履くことで、足のアライメントが崩れます。
日頃から足や身体を良い状態に持って行くためには、日常生活から使用するのが理想的です。
どうしてもスポーツ時のスパイクなどに入れたいということであれば、日常生活で一番良く履く靴プラス、スポーツ時の靴という感じで2つ作るのがお薦めです。

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まとめ

  • 足のトラブルはインソールで解決することがある
  • 立っている時に土踏まずが地面に接しているかそれに近い状態のことを扁平足という

  • 足の3つのアーチとは、内側の縦アーチ(土踏まず)と、踵から小指の付け根付近を結ぶ外側の縦アーチ、そして親指と小指の付け根を結ぶ横アーチのこと

  • 扁平足の原因は足首の回内であることが多い

  • 扁平足に適したインソールは無理やりアーチを作るものではなく、カカト周りの骨格を整えるもの

  • おすすめのインソールはズバリ〝スーパーフィート〟

  • スーパーフィートでも〝合う、合わない〟がある

  • インソールは色んな靴に使い回しても効果が出ない

  • まずインソールを作るなら、日常、最も良く履く靴から
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