高速道路の最高速度120キロへ！引き上げ対象区間と将来の対象区間

新幹線が開業したのは東京オリンピックの開かれた1964年（昭和39年）のことでした。
当時の営業最高速度は時速200kmだったのですが、半世紀を過ぎた52年後の現在は、路線にもよりますが営業最高速度が最も高い区間は開業当初の1.5倍の時速300kmです( ﾟДﾟ)

ところで、日本初の高速道路は名神高速道路で、新幹線開業の1年前の1963年のことでした。
当時の最高速度は今とおんなじ時速100kmです。
(；・д・) ・・・　
車の性能って色んな面で日進月歩の世界のハズですよね？
53年前の車と今の車、全く別モノですよね？

で、やっとこさの最高速度改正への動きです。

高速道路の最高速度が遂に120キロへ！！

高速道路の最高速度がついに変わろうとしています。

現行で最高速度が時速100キロの高速道路で、安全性の条件を満たす区間に限り120キロへの引き上げを警察庁がやっとのことで認める方針を決めました。
遅いわ！(ノ｀Д´)ノ彡
まぁ、試行開始は来年になってからみたいですけど・・・
ちなみに大型トラックは80キロのまま。

認める理由は、 実勢速度と規制速度の隔たりを解消 し、取り締まりへの理解を広げることが狙いとのこと。

ほんま、そうですもんねぇ。
高速道路だけでなく、一般道路だと余計そうですから、一般道も最高速度の引き上げを検討して欲しいです。
車の流れで走っていたらほぼスピード違反ですもんねぇ。
で、なんやこのトコロイ奴は！ってのがいても、それが制限速度だったり・・・・
けど、普通の人の体感としては、その制限速度だととんでもなく遅いんですよね。
だって、周辺にパトカーが現れると、そのときだけ、その一段がとんでもなく遅くなりますから、これってやっぱおかしな状況です。
( ・`д・´)　

最高速度の引き上げ対象となるのは、以下の条件を満たす区間です。

ただ、最高速度が上がると走行車両同士の速度差が大きくなることが考えられ、警察庁が高速の利用者に行ったアンケートでは、速度差の大きい車が混在することに約4割の人が「不安を感じる」と回答したとのこと。
いったい、どんな内容のアンケートだったのか・・・・

最高速度の引き上げに合わせて、違反取り締まりの厳格化や安全教育の徹底を図るとしているとのことです。
安全教育の徹底ガンガンして欲しいです。
めんどいですが、免許更新時には実際の状況に即した厳しい実技テストなんかがあっても良いのではないでしょうか。
取り締まりは、取り締まりのための取り締まりにならないよう、ホントに事故防止の意味合いで行って欲しいですね。

時速120kmへの引き上げ対象となる高速道路区間

先陣を切って、来年から最高速度引き上げの試行が始まる高速道路とその区間は、以下の2つです。

新東名高速道路の道路規格は、設計速度が140km/hを担保された構造となっていますが、法律上（道路構造令）設計速度は120km/hまでしかないので設計速度は120km/hとなっています。

つまり、道路の作りとしては、時速120kmは余裕で出せる状態なんですね。

どうして、新名神で試行しないんですかね？
開通している区間が少ないからでしょうか・・・・
 

新名神高速道路について詳しくはコチラ
⇒ 第二名神高速道路って開通してるの？新名神の使い道？最高速度は？

120km/hへの引き上げの可能性のある高速道路区間

とりあえずの試行は来年の2つの高速道路だけですが、この度の試行に先立ち、警察庁、国土交通省、大学教授らによる調査委員会が新東名と東北道以外にも以下の5つの高速道路で事故発生状況を分析し、設計上の条件が良い区間では最高規制速度が時速100キロを超えても安全性に問題はないとの結果を出しています。

新東名と東北道の試行で問題がなければ、将来的には上記の高速道路でも最高速度が引き上げられていくかもしれません。

あれ？ 　
(つд⊂)ゴシゴシ・・・(；・д・) ・・・
新名神またないし・・・・
てか、関西の高速道路は一つもないし・・・
何で？？(´･ω･｀)？

まとめ

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。