ハリケーンから台風になった強い台風17号(キロ)がゆっくりゆっくりと西に進んで、少し速度を上げてきた本日7日(月)午前3時、日本の南海上にあった熱帯低気圧が台風になりました。
台風18号(アータウ)の誕生です。
17号と18号っていうと、どうしても人造人間を連想してしまいます(・・*)ゞ
2015台風18号発生!進路予想は週末までに関西直撃!
今日、7日(月)に発生した台風18号の規模はそれ程大きくないものの、グングン北上し、速くも10日(木)あたりには近畿地方を直撃する可能性が高そうです。
また、18号が秋雨前線を刺激し大雨となる恐れがあります。
台風の規模は小さくても、近畿、四国、東海近辺では厳重な警戒が必要そうですね。
それでは、台風18号の最新情報と進路予想です。
【9月7日(月)9時の実況】
大きさ・強さ -
存在地域 硫黄島の南西約360km
進行方向と速さ 北へ時速15km
中心気圧 1000hPa
中心付近の最大風速 秒速18m
最大瞬間風速 秒速25m
強風域(15m/s以上) 北側170km
南側110km
【9月9日(水)9時の予報】
強さ -
存在地域 潮岬の南南東約360km
進行方向と速さ 北へ時速20km
中心気圧 992hPa
中心付近の最大風速 秒速23m
最大瞬間風速 秒速35m
【9月10日(木)9時の予報】
強さ -
存在地域 西日本
進行方向と速さ 北北西へ時速20km
中心気圧 996hPa
中心付近の最大風速 秒速20m
最大瞬間風速 秒速30m
※ 硫黄島 ⇒ 小笠原諸島の南端近くに所在する、東西8km、南4 kmの島で小笠原諸島の父島から300km南に位置する。
※ 潮岬 ⇒ 和歌山の最南端であり、本州最南端でもある。
※ 〝アータウ〟の意味 ⇒ 嵐雲(英語)
進路予想図

米軍合同台風警報センターの台風18号予想進路は?
それでは次に、アメリカ(ハワイ)の米軍合同台風警報センター(JTWC)の台風18号の進路予想図を見てみましょう。
米軍予想では、和歌山に上陸し、それから兵庫県の淡路島へ再上陸、そして岡山へ再々上陸し、島根県から日本海へ抜けるという、西日本北西縦断ルートの予想となっています。
台風17号kiloの最新情報と進路はどうなってる?
ハリケーンから台風と変身した越境台風の17号(キロ)はどうなっているのでしょうか。
こちらは、大分強めの台風ですが、西へ西へと進んで明後日の9日(水)に南鳥島の近海に達し、そこから進路を北向きにとって日本からは反れていく予報となっています。
しかし、太平洋高気圧の影響次第では、もっと日本よりに進路をとる可能性もあるため、特に関東方面の方は今後の進路も気にしておくのが良いかと思います。
【9月7日(月)9時の実況】
大きさ・強さ -・強い
存在地域 ウエーク島近海
進行方向と速さ 西北西へ時速15km
中心気圧 955hPa
中心付近の最大風速 秒速40m
最大瞬間風速 秒速60m
暴風域(25m/s以上) 全域130km
強風域(15m/s以上) 北側560km
南側280km
【9月9日(水)9時の予報】
強さ 非常に強い
存在地域 南鳥島近海
進行方向と速さ 西北西へ時速25km
中心気圧 930hPa
中心付近の最大風速 秒速50m
最大瞬間風速 秒速70m
暴風警戒域 全域440km
【9月10日(木)9時の予報】
強さ 非常に強い
存在地域 日本の東
進行方向と速さ 北西へ時速20km
中心気圧 940hPa
中心付近の最大風速 秒速45m
最大瞬間風速 秒速65m
暴風警戒域 全域560km
※ウエーク島
⇒ 千葉の房総半島南端から約3,150km南東に位置するサンゴ礁で出来た環礁。アメリカ領。
※南鳥島
⇒ 千葉の房総半島南端から約1800km南島に位置する日本最東端の島。1辺約2kmのほぼ正三角形の形をしている平坦な島。
※〝キロ〟の意味
⇒ アメリカ人男性の名前(元々ハリケーンだったため、ハリケーンでの名称を引き継いでいる)
※これ以前の進路等はコチラ
⇒ 台風17号は元ハリケーン?越境台風12号|現況と進路予想【2015】
※ 本ページは気象庁が発表した情報を元に作成し、天気図等の画像は同庁及び米軍合同台風情報センター(JTWC)のホームページに掲載のものを引用しています。
・気象庁 ⇒ http://www.jma.go.jp/jp/typh/
・JTWC ⇒ http://www.usno.navy.mil/JTWC/