トリプル台風が梅雨前線を刺激する?9号10号11号の進路を過去と比較

※気象庁ホームページより150705_tenkizu_triple_typhoon_taihuu9gou10gou11gou

まだ、沖縄以外は梅雨まっただ中の日本列島ですが、そんな時期にもかかわらず日本の南の海上にはなんと、台風が3つも発生しているんです

こんな事ってあるんですね!やっぱり地球は異常気象?・・なのでしょうか・・

それでは、3つの台風の今後の進路や規模、それに梅雨時ですので台風と梅雨前線がどう影響しあうのか見ていきましょう

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トリプル台風発生!梅雨時に3つの台風

台風が発生するのも、日本列島に近づくのも、上陸するのも通常8月が一番多いんです。次いで9月となります
9月が一番台風の印象が強い人が多いのですが、実は8月なんですね
まぁ、8月といっても後半が多いでしょう

そして、今、まだ7月に入って間もない梅雨まっただ中の時期ですが日本の南の海上では6月30日に台風9号、7月2日に台風10号、7月4日に台風11号と2日毎に3つの台風が発生しています

台風が同時に3つも発生するのは2013年の10月1日以来、2年ぶり
そして、 梅雨の最中に3つの台風が同時発生するのは、なんと13年ぶり のことなんです
13年前といえば、2002年日韓ワールドカップが開催された年になります
ちなみに、このワールドカップは通常の大会よりも10日から2週間ほど早く開幕されましたが、それは梅雨を考慮したためと言われています
2002年のトリプル台風は最初の6号の発生が6月29日とワールドカップ閉幕の1日前だったので、何の影響もありませんでしたが、通常どおりの開幕だと、梅雨前線と台風の影響をもろにくらっていたところだったのです

台風が梅雨前線を刺激する!?

3つの台風の同時発生に限らず、梅雨時期の台風は梅雨前線を刺激してしまう危険性があります

台風が梅雨前線を刺激する〟なんだか、分かったようでよく分からん言い回しなんで、もうちょっと詳しく説明します
梅雨前線から離れたところにいる台風が、送風機のような役割になり、前線に向かって暖かく湿った空気を送り込んでくるんです
そして、台風から送り込まれた暖かく湿った空気によって梅雨前線が活発化します
つまり〝刺激されている〟状態になるわけです

そもそも前線付近では空気の温度差が大きいのですが、そうすると暖かい空気が冷たい空気の上に上昇しやすくなって、その上昇気流が雲を発生させます
だから前線付近では雲が発生しやすく、雨が降りやすくなるんですね
このような前線が停滞して雨が降っているところに、南にいる台風が近づいてくると、台風の周囲を吹く強い風によって、暖かく湿った空気が北に運ばれて来ます
すると、その暖かく湿った空気が前線に到達し、元々前線で上昇していく空気よりも、より暖かく湿った空気となりますので、雲もより多くの水分を含み、雨の量も増加することになります
こうして〝台風が前線を刺激して大雨になる〟という状況を引き起こすことになるんです

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13年前のトリプル台風と今年の台風9号10号11号の進路比較

13年前のトリプル台風は台風6号、7号、8号でした
そして、この3つの台風が同時に存在していたのは7月9日から11日の3日間でした
このうち 台風6号と7号は相次いで日本列島に上陸 し、8号は日本列島に近づいています
台風6号と7号により、当時、日本海から東北地方に停滞していた梅雨前線の活動が活発になり、記録的な大雨となりました
その結果、死者・行方不明者、土砂災害、浸水被害、道路の通行止め、鉄道の運休などが相次いだものです

7月9日~11日には台風6号と梅雨前線の影響で、九州~本州太平洋側と北海道東部で大雨となり、7月13日~16日には台風7号と梅雨前線の影響で、沖縄、東北の日本海側、中部地方が大雨となりました。


それでは、現在発生している3つの台風の今後の進路予想などを見ていきましょう

台風9号
3つの台風で、一番、日本への影響が大きそうなのがこの台風9号(チャンホン)です。
7月5日現在、グアム島近海にある台風9号(チャンホン)ですが、今後も発達しながら北西に進み、9日(木)頃には沖縄を通過する可能性が濃厚です。
進路次第では西日本、東日本にも影響が大きく出る可能性もあります。
2002年のトリプル台風でいうと、九州~本州太平洋側と北海道東部に大雨をもたらした台風6号に似ています。

 7月7日追記 

台風9号は、今後も発達しながら西寄りに進み、9日(木)~10日(金)にかけて沖縄・先島諸島を通過する予想。その後は北西に進み、中国に接近、または上陸する見込みで、九州、四国、本州方面にはやってこないでしょう。

続報はコチラ ⇒ 3つの台風は同時発生で予想外の進路に・・・・

台風10号
日本には大きな影響はなさそうです。
現在、フィリピンの東にある台風10号(リンファ)は、北向きに進路を変えて、徐々に勢力を弱める予想です。
2002年のトリプル台風でいうと、沖縄に近づいた台風8号に近いですが、今回のこの10号は、ここまで近づかない可能性が高そうです。

 7月7日追記 

現在、南シナ海にある台風10号ですが、今後は北寄りに進み、やや再発達した後、台湾付近で勢力を弱める予想です。

続報はコチラ ⇒ 3つの台風は同時発生で予想外の進路に・・・・

台風11号
グアム諸島よりも東のマーシャル諸島近海を西寄りに進んでいる台風11号(ナンカー)の進路はまだはっきりしていません。
しかし、今後も発達しながらグアム方面に進む予想で、その後は台風9号の後追いをする可能性もありそうです。
2002年のトリプル台風でいうと、1つめの台風の後追いという形からも、沖縄、東北の日本海側、中部地方に大雨をもたらした台風7号に近いです。
今後、どんどん発達していきそうな見込みですので、注意が必要です。

 7月7日追記 

台風11号は、相変わらずマーシャル諸島近海を西寄りに進んでいます。今後も発達しながら西北西に進む予想で、12日(日)頃には小笠原諸島の南に達する予想です。

続報はコチラ ⇒ 3つの台風は同時発生で予想外の進路に・・・・


まとめ

  • 台風の発生も、台風が日本列島に上陸するのも一番多いのは8月

  • 梅雨時に台風が3つ同時に発生したのは、日韓ワールドカップのあった2002年以来13年ぶり

  • 台風が梅雨前線を刺激して大雨になる恐れがある

  • 今、発生中の台風9号10号11号は、2002年の台風6号7号8号に何となく似ている・・ような気がする
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